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【社会】少年のウイルス販売を手助け 容疑の音大職員逮捕不正送金ウイルスを販売目的で保管したとして逮捕された札幌市の少年(15)=保護観察中=から頼まれ、ウイルスの動作確認をしたとして、警視庁は二十日、不正指令電磁的記録保管と同提供・供用ほう助の疑いで、東京都練馬区大泉町四、洗足学園音楽大(川崎市)非常勤職員阿部健吾容疑者(26)を逮捕した。 逮捕容疑では、少年からツイッターで頼まれ、昨年七月〜今年四月、インターネットバンキングの不正送金や遠隔操作に使われるウイルスが正常に動くか確認したなどとされる。少年はこれらのウイルスを無料通信アプリLINE(ライン)などで知り合った中高生に売ったり、無償提供したりしていた。 サイバー犯罪対策課によると、阿部容疑者は「自分を頼ってきた人の力になりたかった。教えてあげる優越感があった」と容疑を認めている。少年はネットサイトを通じて阿部容疑者を知り、ツイッターで相談を持ち掛けていた。 少年は昨年十一月、不正指令電磁的記録保管の疑いで警視庁に逮捕された。 PR情報
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