最近、DTIの6ヶ月無料キャンペーンが2016年3月31日までというのを見て、格安SIM市場の成長を感じたので、格安SIM業界ネタを仕入れている私。そこで、先月、UQmoblieの勉強会にも参加させていただき、中の方に実情をお聞きしてきたわけです。
UQmobile SIMをZenfone 5に入れてみた。
その勉強会でUQmobileのSIMカードをお借りすることができたので、「よーし、速度測定をまずしてみよう。」ということに。UQmobile SIMを以前から持っているSIMフリー端末 ASUSのZenFone5に入れて、APN設定を行いました。
アクセスポイントの編集をするときは、しっかり半角で入力。結構ここで全角にしてつまづいたりするので、注意。さらに、知らぬ間に半角スペースが入ってしまって失敗することもあるので、ここも要注意。っと。
できたー!ということで、設定を完了したのですが…
結果:データ通信できず。
APN設定は公式ページやいただいた小冊子に従って行いましたが、私の場合、通信することは叶いませんでした。動作確認端末を見なかった私もいけないのですが、公式サイトにある動作確認端末の中に、Zenfoneシリーズがなかったので、仕方のないことなのかもしれません。
いや、もしかしたら私が初心者すぎて、何か間違っているのかも。 ZenFone5で UQモバイルSIM設定できた経験がおありでしたら、教えてください。
[追記]
対応バンドの問題なのでは?という指摘をいただきました。
友達が教えてくれたので、追記。Zenfone 5がUQモバイルで繋がらないのは、Zenfone 5がドコモ向け(対応バンド)に作られているため、au回線の UQモバイルを設定しようとしても繋がらないのではないか、ということでした。以前調べた時は、
対応バンドは2100MHz帯(バンド1)、1800MHz帯(バンド3)、2600MHz帯(バンド7)、900MHz帯(バンド8)、800MHz帯(バンド19)と幅広く、国内ではドコモ、KDDI、ソフトバンクのLTEが利用できる。
(引用元:
ASUSのSIMロックフリーLTEスマホ「ZenFone 5」で注目すべき5つのポイント - ITmedia Mobile
)
という記事を読んでいたので、使えるかと思っていたんですけどね。この辺りはもう少し調べてみます。
iPhoneの対応は弱め。国産SIMフリー端末との相性が良さそう。
動作確認端末を見てみたところ、今回設定を行ったZenfone や、iPhoneとのSIMフリー端末との相性は今ひとつといったところのようですね。ただし、国産の京セラやFUJITSU、SHARPの端末や、HTCやSAMSUNGとの相性はかなり良い感じなので、このあたりの端末を考えている方にとっては、非常に使い勝手の良い端末になるといえるでしょう。
設定が面倒なら、端末とSIMカードをセットで購入。
このような設定は、SIMフリー格安スマホ端末とSIMカードを別々に購入するが故の問題であり、このような設定で悩みたくない方は、端末と格安SIMカードをセットで購入するのがベスト。
UQモバイルでは、月額2980円で毎月1GB分のデータ容量だけでなく最大30分の無料通話分がついて、格安スマホも実質負担額0円で購入できる「ぴったりプラン」という新プランを2016年2月から始めたばかり。IIJmioなどの格安SIMとY!モバイルの中間的存在というにおいがしています。
「1分も話さないけど、そういうちょっとした通話も工夫しなくてはいけないのが面倒・ストレス」と思っている格安SIMユーザーの期待に応えた結果の新プランとも言えるので、データ容量も通話も使いたいけど、少しでOKという格安SIMユーザーにはもってこいです。
私のように端末とSIMカードを別々に購入すると手間がかかってしまう可能性があるので、もしこれから端末を購入するという方は端末とセットでの購入をオススメします。
以上、「ASUS ZenFone5で UQモバイルSIM を設定したところ、データ通信できなかった話。」でした。