2016-05-24

アダルトビデオを借りる層

ツタヤで働いてるんだけど、暖簾をくぐる客が結構いる。18と大きく書いてある暖簾だ。

これだけネット動画が散乱してる時代にわざわざレンタルするのはどういう心持ちなのか。

初めは「どうしてもこの女優のこの作品が見たい!」ってお決まりの一本があって、それがネットに転がってないのかと思ったがどうやら違ったようだ。

みな目的もなさそうにぶらぶら歩いている。夢遊病者みたいだ。目だけに性的な光を散りばめていて気持ち悪い。

とにかく、お目当てのコーナーに一直線、無ければ即退散みたいな客はいない。

あと、年齢層として若者は皆無だ。みんなオヤジだ。友達同士でケラケラ笑いながら入ってくる高校生はたまにいるけど。

多分、生活習慣を急に変えられないように、性の満たし方みたいなものも変えられないのかも知れない。

ある年齢層の人達にとっては、パッケージタイトルを流し見ながら自分アンテナに引っかかれば手に取ってみる。そしてまた棚に戻して歩き始める。

といったまさしく足を使ってオカズを探す狩猟スタイルがしっくりくるのだろう。

彼らは決してネットが苦手なのではない。ただ、「巨乳 女子高生 盗撮」みたいなワードポチポチ打ち、瞬時にサムネが羅列されるというのは彼らのスタイルではないのだ。

10年後か20年後、「なんであいつわざわざ女優名で検索してダウンロードなんかしてんの?○○のがずっと楽なのに」って言われる日が来るかも知れない。

俺もアダルトコーナーを徘徊するオヤジ達同様、その新しい波に乗れる自信がない。

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    別にAVに限らず、そういう残存者利益で成り立っている社会や企業はいくらでも有るわいな。蔦屋もその一つになりつつあるわけで。

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