ぼくのプロフィール記事を読んでいただいた方はすでにご存知かと思いますが、ぼくはもともとコールセンターの支社長をやっていました。
詳しい経緯はこちら▽
コールセンターってきつい印象ありますよね?
ストレス溜まるし、お客様のクレーム対応とか多そうだし。
そのイメージは正しいです!正直、精神衛生上あまりよろしくない仕事のひとつかもしれません。
でも、ぼくはコールセンターで働いて得られたことってたくさんあるなぁって思っているんですね!
ぼくの個人的な経験から、コールセンターで働くメリットをお伝えします^^
メリット①「人前で話すことに抵抗がなくなった」
コールセンターは、かなり人の多い職場です。
また、責任者をしているとオペレーターへ研修を打つことは日常的に行われるんですよね。そのため、人前で話すことの場数を踏める、またいかに研修で聞きっぱなしのメンバーを相手に、飽きさせない研修を打てるか、という技術が身につきます。
で、コールセンターはほとんどがアルバイトスタッフの職場なので、全員が全員仕事に対する意識が高いわけではないんですね。だから、熱心に話を聞いてもらうのがなかなか難しいので、スタッフさん一人一人の趣味や関心のあることを例え話に活用する、などの工夫が必要でした!
人前で話すことは場数でいくらでも慣れます。センスとか関係ない気がする。
ここで発見できたことは、なにを伝えるかよりも、どう伝えるかの方が1,000倍大事だな、ってことです。
そういう意味では、人前で話すシーンは嫌でも訪れる職場なので、今では人前で話すこと・プレゼンすることは得意になった。という点でタフに鍛えられたかなと思います。
メリット②「一人の力では何もできないことを知ることができた」
ぼくはコールセンターでも指導する側、もっと言うとセンターを経営する立場だったため、全くコールはしていませんでした。
だからこそ、常に一生懸命コールしてくれるメンバーへは尊敬の気持ちでいっぱいでしたし、なによりこんなぼくの元で働いてくれていることに対する感謝をとても感じていました。
コールセンターという職場は、別に支社長が辞めてもつぶれることはありません。
ですが、突然オペレーターがいなくなったらつぶれます。
そういう意味では、コールセンターにおける存在価値でいうと、ぼくなんかよりオペレーターのみんなのほうがよっぽど大きいんですよね。
また、オペレーター以外にもパソコンや電話回線状況などインフラ周りを担当するシステム部や、クライアントへ納品するための納品管理部、そしてオペレーターの給与管理をしたり、請求関連を取りまとめる人事・総務部。
これらすべてのセクションが欠かせない存在で、センターが成り立っていました。
そんな環境に身を置けたことによって、ぼくは「どうすればみんなが働きやすい職場環境にすることができるか」ということを本当に考えて、できる限り制限を設けずみんながのびのびと働ける職場作りを意識していました。
シフトも自由に設定していたので、シングルマザーの方とかすごく多くて、「融通きかせてくれてありがとうございます」とよく言われましたが、正直「こちらこそ一緒に働いてくれてありがとう。」でした。
ここで、自分ひとりの力では仕事なんてできない。メンバーあってこそのぼくで、自分は本当メンバーに生かされているな、という感覚を持つことができたのは大きいです。
メリット③男性:ちょっとモテる、女性:友達がかなり増える
いや、最後にちょっとチャラけちゃう感じになりますが、コールセンターの責任者ってたぶんモテます。
女性が多い職場なので、言ってしまうと女子校に男性数人が紛れているような環境なんですよね。
そこで、コールセンターのイロハを手取り足取り教えたり、ちょっと面倒くさいお客様と当たったときに電話を代わって助けてあげたり、アポイントが一件でも多く取れるように隣りに付きっきりで熱心にサポートしたり…
そうすると、100人とかオペレーターがいると、何人かは恋心が芽生えてくる方もいらっしゃるようですw
また、女性同士コールセンターという職場でお互い意気投合して仲良くなる友達ができることはよくあります。友達は間違いなく増えるでしょうね!
これは、ぼくがコールセンターをオープンして3ヶ月目くらいでオープニングスタッフ全員と飲みにいった写真ですね。
ぼくが写真を撮っているので、これには写っていませんが。
そんな感じで、ぶっちゃけ今までコールセンター内で何組のカップル誕生を見守ってきたかわかりません。いや、マジですよ!w
最終的に、ぼくはどうしても東京でビジネスがしたくて、コールセンターを2年で部下に後継して離れました。
ただ言えることは、業務内容としては、確かにしんどいしストレスもかかりますが、目には見えにくいメリットもあって、性に合う方には楽しめる職場ですよ!コールセンターも^^