All Aboutは元々リクルートの関連会社として1993年に設立され、2005年に上場。ヤフーや大日本印刷などの出資を受けている会社です。中でも社名にもなっている情報サイトのAll Aboutはインターネット黎明期からあるサイトとして有名ですが、最近ではTVCMを行っているサンプル百貨店などに力を入れているようです。
2016年5月12日に発表した決算から最近の状況を見てみます。
総合サイトAll About
All Aboutは各領域の専門家が最新ニュースの記事やノウハウなどを紹介するサイトなのですが、その専門家の数は増え続け900名にもなるようです。
月間利用者は3,370万人。最近では編集記事と同じフォーマットで展開するネイティブ広告で業績は伸びているようです。
訪日/在外国人向け日本情報サイト「All About Japan」

ドン・キホーテなどは訪日外国人による免税売上が全体の5割を超える店舗もあります。家電量販店のラオックスなども積極的に取り組んでいますね。
そんな急増する訪日外国人向けのポータルサイトとして、国内外在住500名の外国人ライターをネットワークしたのがこのサイトです。5ヶ国語へ対応しており、競合がまだ少ないだけに東京オリンピックに向けて増え続ける訪日外国人向けのサイトとして成長しそうです。
記事もすでに2,500本もあるようで、SNSのフォロワーは50万人。マーケティングとしてはこのSNSの活用がポイントとなりそうです。
サンプル百貨店
今、オールアバウトが注力しているのがこのサンプル百貨店。関東・中部・関西エリアでテレビCMも実施しており、会員数は100万人を超えました。
サンプル百貨店がビジネスモデルとして面白いのはサンプル品、試供品として話題の商品が半額や1/3の価格で購入することができる点。
端的にいうと商品が激安になっています。
サンプル品なので、商品は無料なのかと思いきや有料だけども激安で商品を買おうとする人には良いという、今までありそうでなかったサービスですね。
Facebook navi
Facebook世界初の公認ナビゲーションサイト。いいね!が多くついたページランキングなどがあります。
日本でもIT業界ではFacebookの利用率が大分増えてきた気がしますが、海外に比べるとまだまだ日本の普及率は低い。アメリカの90%と比べて日本はまだ30%程度の利用率といいます。こういうナビゲーションサイトが増えると利用率も上がっていくかもしません。
連結売上高の推移
2015年度はTVCMへの投資もあったので、営業利益は前年よりもマイナスとなっています。売上高はサンプル百貨店の成長や買収した企業もあったりとプラスになっていますね。
ここ4年ほど右肩上がりに売上は伸びているので、来期は投資の効果もあり、しっかりと営業利益が回復してくれば、現在株価が下がり続けていますが戻していくでしょう。
少しメディア系の企業としては営業利益率の低さが気になるので、来期以降サンプル百貨店を中心に営業利益が伸びていくのかが注目です。






