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在沖縄米軍のトップら謝罪

沖縄県の安慶田光男副知事(右)に謝罪し、深々と頭を下げる在沖縄米軍トップのローレンス・ニコルソン沖縄地域調整官(左から2人目)=那覇市の沖縄県庁で2016年5月20日午後3時22分、佐藤敬一撮影

 沖縄県うるま市の女性が遺体で発見された事件を受け、在沖縄米軍トップのローレンス・ニコルソン沖縄地域調整官が20日、沖縄県庁を訪れ、安慶田(あげだ)光男副知事に謝罪した。安慶田副知事は「事件は米軍基地があるが故に発生した。今後事件が起こらないためにどうすべきか真剣に取り組まなければ沖縄では事件が絶えない」と再発防止策の実行を強く求めた。

 ニコルソン地域調整官は深々と頭を下げ、「捜査に全面的に協力することを約束する」と述べた。安慶田副知事は「こういう問題が繰り返されると、県民の気持ちとして米軍基地そのものに対する反対運動が起こってくるのは目に見えている」と指摘した。

 外務省の水上正史沖縄担当大使と防衛省沖縄防衛局の井上一徳局長も謝罪のため相次いで県庁を訪れた。安慶田副知事は「米軍基地と隣り合わせの生活を余儀なくされている沖縄県民だからこのような被害に遭う。断じて許せない」と強く抗議。「本当の意味で日本政府や米軍は(綱紀粛正に)取り組んでいるのか」と批判した。【佐藤敬一】

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