ちょっと前まではじっと私だけを見つめてくれたのに、最近は私が追いかけてばかりです。
…息子の話です。
1歳5ヶ月を過ぎ、すっかり二足走行が板に付いた息子。
ちょっと前(と言っても1年くらい前)までは、前方を見つめることしかできなかったので、ママやパパをじっと見つめてくれたのですが、もう最近は後を追っかけてばかりです。
記念撮影が問題だ
普段の生活は別にいいんです。
言うて1歳児。大人が2ミリくらい本気出せばいつでも捕まえられます。
でも記念撮影が大変なんです。
世の中のフォトスポットは全て背景が素敵で面白くて興味深いものです。当たり前です。それを背景に写真を撮りたいのだから。
さて1歳児。本能の赴くままに生きています。フォトスポットに立てば当然そちらを見ます。その結果、最近撮った写真は後ろ姿ばっかりになっています。
ブログ用には顔も隠れてイイ感じですが、全部それだとさすがにちょっと…。
今回は我が家の対策とその効果をご紹介します。
ママが呼ぶ
息子の愛するママが呼ぶと振り向いてくれることも…たまにあります。
ただ、眼前に広がる興味津々の風景とママからの呼び声…天秤にかけると風景が勝ることも多いです。
また、この方法だとママが写真に写れないという致命的な弱点があります。
実用度:☆☆
オモチャで気を引く/お菓子で気を引く
カメラマンがよく使う手ですね。音のなるオモチャをレンズの上で鳴らしてカメラ目線をゲットするという技です。
カメラマンの常套手段というだけあって、かなり実用度の高いテクニックです。
ただ、コレにも弱点があります。それはカメラマンとは別にオモチャ要員が必要なところです。最低2人はいるんです。
パパとママでやればできる…ときもありますが、大概はどちらかが側についていないといけないので難しいです。
実用度:☆☆☆
パパが演技力を発揮
別にパパじゃなくてもいいんですが、写真を撮るときに後ろを向いている息子に「あっ、あーっ、アンパンマンがいる!」と驚いた様子で言うってだけです。
結構乱用している方法で実用性の高いものですが、ウソをついているので倫理的にヨロシクないのと、前を向いても目線が明後日の方向にいっているというのが弱点です。
なお、我が家ではパパが言うよりママが言ったほうが効果がある気がします。パパの演技力の問題なのか、息子のママへの愛故なのかは分かりません。
実用度:☆☆☆☆
クルッと回る
大人が演技力を発揮しなくても簡単な方法で前を向かせる方法がありました。
抱っこしながら、息子が見たい方向に向いてあげて、「3、2、1」の合図で写真を撮る瞬間だけクルッとカメラの方向に回るという方法です。
コレであれば100パーセントカメラの方向を向いてくれます。クルッと振り向いた先にママorパパがカメラを構えていればかなりの高確率でカメラを見てくれます。
難点を敢えてあげるなら、周りに人がいるとチョット恥ずかしいという点です。
実用度:☆☆☆☆☆
おわりに
目に見えるものが全て初めてで、キョロキョロせずにはいられない、それが1歳児です。
そんな1歳児にカメラ目線を強要するなんて土台無理な話。
背中ばかり追いかける写真も成長の証なんだと笑って飾ることができますが、せっかくなら正面の写真もいくつかは撮りたい。
カメラ目線でニッコリ笑ってくれるのはいつの日だろうか…。そして男の子だからあっという間に変顔するようになるんだろうな。自分がそうだから…
我が家の試行錯誤はまだまだ続きます。