訓練中に誤って実弾発射 自衛隊員2人けが

訓練中に誤って実弾発射 自衛隊員2人けが
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23日、北海道東部の鹿追町にある陸上自衛隊の演習場で行われていた小銃を使った訓練中に、複数の隊員が空砲と誤って実弾数十発を発射し、隊員2人がけがをしていたことが分かりました。自衛隊が、誤って実弾が使われたいきさつを調べています。
23日、北海道鹿追町の陸上自衛隊然別演習場で行われていた北部方面後方支援隊による小銃を使った訓練中に、複数の隊員が空砲と誤って実弾数十発を発射し、男性隊員2人が軽いけがをしました。
陸上自衛隊によりますと、この訓練は、物資をトラックで輸送中に敵に襲われて応戦することを想定したもので、隊員30人余りが二手に分かれて小銃を発射した際に空砲と誤って実弾が発射されたということです。
訓練の前に、隊員が自分で小銃の弾倉に空砲を込めることになっていたということで、自衛隊は、今回誤って実弾が使われたいきさつを調べています。
陸上自衛隊は「国民の生命・財産を守るべき自衛隊がこのような事案を起こし、大変申し訳ない」とコメントしています。