トランプ氏の支持率 クリントン氏を上回る 米世論調査
k10010532761_201605241216_201605241218.mp4
ことし11月に行われるアメリカ大統領選挙で、共和党の指名獲得を確実にしたトランプ氏が、最新の世論調査の平均値で、民主党のクリントン前国務長官を初めて上回り、本選挙に向けた争いが激しくなっています。
これは、アメリカの政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が、メディアや大学などが23日までに行った最新の世論調査の平均値として出したものです。
それによりますと、11月の本選挙で、共和党の指名獲得を確実にしたトランプ氏と、民主党のクリントン前国務長官の2人の争いになった場合、トランプ氏の支持率は43.4%、クリントン氏は43.2%と、僅かな差ながら、トランプ氏が初めて上回りました。
また、ABCテレビとワシントン・ポストが共同で行い22日に発表した世論調査でも、トランプ氏の支持率が46%と2か月前の調査より5ポイント上昇したのに対し、クリントン氏は、6ポイント下がり44%と逆転されています。
この結果は、トランプ氏が党の指名獲得を確実にしたのに対し、クリントン氏はサンダース上院議員との争いに苦戦し、いまだ党の指名獲得を決められず、本選挙に不安をみせていることが響いているとみられています。
一方、ABCテレビの調査では、トランプ氏、クリントン氏の好感度について、ともに57%が「好ましくない」と回答し、ABCテレビは、「調査開始以来、最も不人気の候補どうしの争いとなっている」と異例なものだと論評しています。
それによりますと、11月の本選挙で、共和党の指名獲得を確実にしたトランプ氏と、民主党のクリントン前国務長官の2人の争いになった場合、トランプ氏の支持率は43.4%、クリントン氏は43.2%と、僅かな差ながら、トランプ氏が初めて上回りました。
また、ABCテレビとワシントン・ポストが共同で行い22日に発表した世論調査でも、トランプ氏の支持率が46%と2か月前の調査より5ポイント上昇したのに対し、クリントン氏は、6ポイント下がり44%と逆転されています。
この結果は、トランプ氏が党の指名獲得を確実にしたのに対し、クリントン氏はサンダース上院議員との争いに苦戦し、いまだ党の指名獲得を決められず、本選挙に不安をみせていることが響いているとみられています。
一方、ABCテレビの調査では、トランプ氏、クリントン氏の好感度について、ともに57%が「好ましくない」と回答し、ABCテレビは、「調査開始以来、最も不人気の候補どうしの争いとなっている」と異例なものだと論評しています。