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長良川鵜飼で73歳船頭不明 鵜追い飛び込む?

 23日午後9時25分ごろ、岐阜市湊町の市鵜飼観覧船事務所から「鵜飼い関係の男性が長良川で流された」と119番があった。事務所などによると、男性は岐阜県関市小瀬、山田勇二さん(73)で、鵜匠(うしょう)の杉山市三郎さん(75)が乗る鵜舟の船頭。消防や警察、事務所が捜索しているが、24日午前1時現在で見つかっていない。

 事務所によると、山田さんは鵜飼い中にいなくなった鵜1羽を、終了後に川で見つけ、鵜舟から飛び込んだとみられる。操船は鵜匠を除く他の2人としていた。現場は長良橋の上流70〜80メートル。水深は2〜3メートルとほぼ通常だった。24日は午前6時から県防災ヘリでも捜索する。

 山田さんは関市の小瀬鵜飼で船頭を50年以上務め、2年ほど前に長良川鵜飼の船頭になったという。事務所の杉原明安全統括管理者は「14年間勤務しているが、こんな事故は聞いたことがない。総力で捜す」と話した。

(中日新聞)

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