メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

拳銃実弾を所持か 逃亡先の漫画喫茶で発見

警視庁、常習賭博容疑などで逮捕

 インターネットを使って客に賭博行為をさせたとして、警視庁が今年2月、東京都港区新橋のカジノ店「レッドカーペット」経営、沼田昌也容疑者(56)を常習賭博容疑などで逮捕していたことが捜査関係者への取材で分かった。捜査員が容疑者を見つけた店で覚醒剤や拳銃の部品、大量の実弾などが押収され、警視庁は背後に暴力団が関与していたとみている。

 捜査関係者によると警視庁は2月3日にカジノ店「レッドカーペット」を摘発し、従業員と客計3人を賭博容疑で現行犯逮捕した。沼田容疑者は逃走したが、捜査員が2月23日に埼玉県内の漫画喫茶店にいるのを発見し、常習賭博容疑で逮捕。この店の沼田容疑者が使っていた客用金庫から覚醒剤約6グラムや大麻0.6グラム、拳銃の部品や実弾40発以上が見つかった。個室には使用済みの注射器が落ちており、覚せい剤取締法違反や銃刀法違反容疑でも現行犯逮捕した。

 捜査関係者によると、見つかった拳銃の部品は銃身や弾倉などで、組み立てると一つの拳銃がほぼ完成するものだったという。沼田容疑者は警視庁の調べに容疑を認めているが、実弾や覚醒剤の入手先については供述していないという。【斎川瞳、黒川晋史】

関連記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 神戸連続殺傷19年 被害者父のコメントの全文
  2. アイドル刺傷 容疑者「ツイッターをブロックされた」
  3. アイドル刺傷 容疑者「駅近くで2、3時間待ち伏せした」
  4. Listening <神戸児童殺傷手記「絶歌」>加害者による出版、遺族感情巡り波紋
  5. 重量挙げ 女子75キロ級、神谷歩が2連覇

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

[PR]