毎年、親父が嗜む日本酒を送っている。2016年の父の日は6月19日(日)だ。
親父
口数が少ない、余計なことは言わない。たまに世間に対してオピニオンを披露したりするけど、2段くらい違う目線で母親と僕にいつも総突っ込みを入れられる。「いつもどこかズレているんだよね」なんて。最近では親父が異次元論法を繰り出したら、母が変わらずの剣幕でヘンテコな部分をまくしたて、僕は目下、フォロー役になっている。「まぁまぁ、これが親父の個性なんだし、良いじゃないか」なんてね。
アウトドア趣味がまったくない、釣りなんて行ったことないし、野球を見てる姿なんて一度もない。古い音楽と書籍、それに油絵を嗜む物静かな親父。破天荒な僕を親戚一同が宇宙人のような目で見る傍らで、唯一の味方だった親父のことが、今でも大好きである。そんな親父の労をねぎらうために、晩酌に楽しんでいる日本酒を毎年のように送っている。
労をねぎらうといっても既に本職は退き、今までよりも強度の低い仕事を細々とやっている。かつての重い責任はなく、伸び伸びストレスフリーでできりょうで何よりだ。これまではハチャメチャな子供たちの面倒を見るのにきりきり舞いになり、それでいてストレスの大きい仕事をしていたものだから、さぞかし苦労したことだろう。これからは大過なく余生を過ごして頂きたい。
日本酒
さて日本酒であるが、毎年久保田万寿を送っていたのだが、今年はあけすけに「どんなのが良い?」と聞いてみたところ、どうも高ければ良いというものではないらしい。好みは人それぞれで、好きな種類があるようだ。ちなみに親父は
これがいいらしい。過去に一度飲んだことがあるが、確かに恐ろしいほどに飲みやすい日本酒だったことを覚えている。Amazonの商品画面を見せて「お、これもいいな」なんて指定してきたのが
これ。おいおい、何でも良いのかよ・・・なんて思ったけど、どうも「越乃寒梅」も飲んでみたいらしい。ふむふむなるほど、このギフトは良いかもしれない。というのも、父の日にギフト包装(いつもありがとう)を装飾してくれるサービスがついている。この時期には有り難いものだ。
こちらは名入れが可能になっている、中国地方で作られた福美人 。父の日に贈るには最高のパッケージにできるのではあるまいか。このようにAmazonでは父の日ギフトに最適化した日本酒が数多く売られている。
上記のほか、名入れや包装をして父の日の贈り物に最適化して送れる日本酒が多数ある。「いつもありがとう」なんて書かれた大好きなお酒が送られたお父さんは、父親冥利に尽きるのではあるまいかね。
普段は素直に気持ちを表せない人も、父の日の力を借りて心を込めた贈り物をして労をねぎらってみてはいかがかな?
父の日の由来
最後に、父の日の由来をwikipedhiより引用して終わりたい。
1909年にアメリカ・ワシントン州スポケーンのソノラ・スマート・ドッド(Sonora Smart Dodd)が、男手1つで自分を育ててくれた父を讃えて、教会の牧師にお願いして父の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことがきっかけと言われている。(中略)1916年、アメリカ合衆国第28代大統領ウッドロー・ウィルソンは、スポケーンを訪れて父の日の演説を行い、これにより父の日が認知されるようになる