平成28年5月24日 特願2014−018105号に記載の発明を使用して抗がん治療を行う場合において、高い濃度の薬剤をがん細胞クラスターの中心付近に少量注入し、前記薬剤をそこから自然に拡散させてもよい。これにより、少量の薬剤の注入が終わったらすぐにヘッドまたは管の先端を他のがん細胞クラスターの位置に移動させることができるようになり、末期がんなどの複数のがん細胞クラスターを治療する必要がある場合などにおいて、薬剤の注入及び拡散にかかる時間を大幅に短縮でき、また、薬剤が拡散する範囲を球状に近づけやすくなる。 上記アイディアは、平成28年5月24日に本WEBサイトに掲載され、公知になった。