奇跡の優勝 レスター オーナーの地元タイでパレード

奇跡の優勝 レスター オーナーの地元タイでパレード
サッカー、イングランドプレミアリーグで、奇跡の初優勝を果たしたレスターの選手たちが19日、チームのオーナーの地元であるタイで優勝パレードを行い、岡崎慎司選手も喜びに沸くタイの人たちから祝福を受けました。
サッカー日本代表の岡崎選手が所属するレスターは、ことし快進撃を続け、世紀の番狂わせと言われるなか、チーム創設から132年で、奇跡の初優勝を果たしました。
チームの地元はイングランド中東部にあるレスター市ですが、2010年にタイ人がレスターを買収し、オーナーを務めていることから、タイでの優勝パレードが決まりました。
パレードは首都バンコク中心部の大通りで行われ、選手たちはチームカラーである青色のバスに乗って2時間余りかけて街を回りました。沿道には選手たちを一目見ようと大勢の市民が詰めかけ、選手に手を振ったり、写真を撮ったりしていました。
また、優勝に貢献した岡崎選手もバスから大きく手を振って歓声に応えていました。
レスターの快進撃を受けてタイでは、レスターのユニフォームをモデルにしたTシャツが完売になるほどの人気で、パレードを見に来ていた20代の男性は「とても興奮しています。タイ人がオーナーのチームが優勝したことを誇りに思います」と話していました。

岡崎「来季も上位争いを」

パレードに先立って岡崎選手は18日、首都バンコクで記者団のインタビューに応じ、「ここまでの熱気とか応援してくれたファンがいるのは分からなかったので、タイに来てみて、うれしいです。来シーズンの目標としては、プレミアリーグでは常に上位争いをしつつ、チャンピオンズリーグでいい結果を出したい」と話していました。