ポリオ対策で日本政府がパキスタンを支援
日本政府はパキスタンで流行が続く感染症、ポリオの対策を進めるため、およそ63億円を供与してワクチンの接種を支援することになり、現地で文書の署名式が行われました。
首都イスラマバードで19日開かれた署名式には、パキスタンに駐在する日本の倉井大使や、パキスタンのダール財務相が出席しました。
今回の支援で、日本政府は新たにおよそ63億円の円借款をパキスタン政府に供与し、費用はポリオワクチンの調達に充てられます。
署名式でダール財務相は「わが国はポリオ対策に全力を挙げており、日本からの支援に心から感謝している」と述べました。
また、倉井大使は「この支援が最後の一押しとなり、ポリオの根絶につながることを願っている」と述べ、パキスタンでの感染の封じ込めに期待を示しました。
ポリオは幼い子どもがかかりやすい病気で、手足のまひなどの後遺症を伴い、世界各地で根絶されましたが、今もパキスタンとアフガニスタンの2か国で流行しています。
パキスタンでは、ワクチンの接種を外国によるスパイ行為とみなす過激派が医療関係者を襲撃する事件が相次いでいて、ポリオ対策の大きな妨げになっています。
今回の支援で、日本政府は新たにおよそ63億円の円借款をパキスタン政府に供与し、費用はポリオワクチンの調達に充てられます。
署名式でダール財務相は「わが国はポリオ対策に全力を挙げており、日本からの支援に心から感謝している」と述べました。
また、倉井大使は「この支援が最後の一押しとなり、ポリオの根絶につながることを願っている」と述べ、パキスタンでの感染の封じ込めに期待を示しました。
ポリオは幼い子どもがかかりやすい病気で、手足のまひなどの後遺症を伴い、世界各地で根絶されましたが、今もパキスタンとアフガニスタンの2か国で流行しています。
パキスタンでは、ワクチンの接種を外国によるスパイ行為とみなす過激派が医療関係者を襲撃する事件が相次いでいて、ポリオ対策の大きな妨げになっています。