李首相「中国人の旅行者は5年で倍増の見込み」
中国の李克強首相は、今後5年間で国内外を旅行する中国人の数が倍増するという見通しを示し、中国経済の減速傾向が鮮明になるなか、今後さらなる成長が見込まれる観光産業で経済の活性化を図りたい考えを強調しました。
中国・北京では19日、「旅行と発展」をテーマに、観光政策に携わる各国の政府関係者や旅行業者らが出席して国際シンポジウムが開かれました。
このなかで李克強首相が演説し「中国人にとって旅行はもはや、僅かな人のぜいたくではなく庶民に欠かせないものとなった。今後5年で、中国人一人当たりの旅行回数も観光産業の収入も2倍になる見込みだ」と述べ、国内外を旅行する中国人の数が2020年までに倍増するという見通しを示しました。
中国政府によりますと、旅行などで海外に出かける中国人の延べ人数は、1990年代はじめはおよそ300万人だったものの、去年は1億2000万人と急増しているほか、国内を旅行する中国人の数もこの30年でおよそ20倍の延べ40億人に上っています。
李首相は「観光を経済の柱となる産業に育て、発展の新たなエネルギーを生み出すものにする」とも述べていて、中国経済の減速傾向が鮮明になるなか、今後もさらなる成長が見込まれる観光産業で経済の活性化を図りたい考えを強調しました。
このなかで李克強首相が演説し「中国人にとって旅行はもはや、僅かな人のぜいたくではなく庶民に欠かせないものとなった。今後5年で、中国人一人当たりの旅行回数も観光産業の収入も2倍になる見込みだ」と述べ、国内外を旅行する中国人の数が2020年までに倍増するという見通しを示しました。
中国政府によりますと、旅行などで海外に出かける中国人の延べ人数は、1990年代はじめはおよそ300万人だったものの、去年は1億2000万人と急増しているほか、国内を旅行する中国人の数もこの30年でおよそ20倍の延べ40億人に上っています。
李首相は「観光を経済の柱となる産業に育て、発展の新たなエネルギーを生み出すものにする」とも述べていて、中国経済の減速傾向が鮮明になるなか、今後もさらなる成長が見込まれる観光産業で経済の活性化を図りたい考えを強調しました。