3月の機械受注額 2か月ぶりの増加

3月の機械受注額 2か月ぶりの増加
企業の設備投資の先行きを示すことし3月の主な機械メーカーの受注額は、製造業で大型の受注があったことなどから、変動の大きい船舶と電力を除いて前の月より5.5%増え2か月ぶりの増加となりました。
内閣府が発表した機械受注統計によりますと、ことし3月に主な機械メーカーが国内の企業から受注した額は、変動が大きい船舶と電力を除いて8951億円となり、前の月より5.5%増えて2か月ぶりの増加となりました。
これは「製造業」で大型の受注があったことなどが主な要因で、これによりことし1月から3月までの機械受注の実績は前の3か月と比べて6.7%増え2期連続で増加しました。しかし4月から6月については製造業で原動機などの受注が減ることなどから3.5%の減少となる見通しだとしています。
一方、昨年度1年間の機械受注は前の年度を4.1%上回って10兆1838億円となりました。内閣府によりますと受注額が10兆円を超えるのはリーマンショック前の平成19年度以来となります。