Moogの伝説的シンセサイザー「Minimoog Model D」が限定的に復活! 一般販売もあるかも?
伝説が蘇る。
1970年に発表されたMoogから発表されたシンセサイザー「Minimoog Model D」は、当時は大きく、かさばり、高価だったシンセサイザーを扱いやすく、親しみの持てる楽器に変えました。言うなれば、私たちが音楽の中で耳にするシンセサウンドの祖父的な存在です。そんな、伝説的シンセサイザーModel Dがなんと復活します。
先週末にノースカロライナ州のダーラムで開催されたMoogfestにて、Moogは自社の象徴的シンセサイザーであるModel Dを実験的に再生産し、販売しました。もちろん、オリジナルのModel Dをそのまま再現するだけでなく、現代にあったアップデートが施されており、MIDIやピッチベンドのほか、音楽作りに便利な機能が備わっています。
シンセサイザーの情報を扱うサイトSynthtopiaのYouTubeチャンネルにアップされたModel Dのハンズオン動画では、実際に弾いている様子が見られますよ。
Moogは2015年9月にMinimoog Voyage生産終了を発表しました。また、オリジナルのModel Dに関しては1981年以来生産されていません。今回の発表はMoogファンにとってはご褒美ですね。
Moogは今回の復刻版Model Dを購入できるのはMoogfestの会場だけとしていますが、Synthtopiaの情報によると、Moogは事前予約を受け付けるための準備をしているとのこと。心配なのはそのお値段ですが、MusicRadarによると3,500ドル(
約38万円)と少々お高めかな? 価格の半分は機能というより、名誉のために払うと考えていいでしょう。こんなに払えないよ!って人は、Moogソファーで我慢ですかね…。
source: Pitchfork
Darren Orf - Gizmodo US[原文]
(K.Yoshioka)
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