たまたま近所の小学校を見学出来る機会があったので行ってきたんですが、びっくらたまげましたよ。
だって、教室と教室の壁がないんですもん。
「これって、きっと見学用のために扉とか外したんだろうな、学校も大変だったなあ」
なんて思いながら、帰宅して妻に聞いたら、
妻)「いや、最近はああいうのが主流らしいよ」
ぼく)「( ̄Д ̄;) なんですとー!!」
妻)「調べてごらん」
「小学校 壁 ない」で画像検索した結果・・・
というわけで、恐る恐るGoogle先生に聞いてみました。
「小学校 壁 ない」で検索ボタンを押すと、分かってはいたことですが、見事に壁のない教室たちが・・・。
分かりづらいので、1つ、拝借してご紹介。こんな感じです。
たくさんの記事も存在します。
これ、ぼくと同じように知らない人にとっては相当衝撃的な内容なのでは?!
壁のない教室が導入されている理由
さて、これ、教室はそもそもなんでこうなったのか。
ちゃんとした情報ソースが見当たらないので、とりあえず見つけたものを引用。
赤松さんが手がけた学校に、「オープンスクール」があります。これは、教室の壁を取りはらって、同時にいろいろな活動ができる開放的なスペースを中心に作られた学校です。日本では30年ほど前から各地に建てられ始めました。
「教室と廊下(ろうか)の間に壁がないのは、グループ学習や調べものをする時に、子どもたちが好きな場所に行って机を囲んで話し合ったり、一人で本を読んだりできるようにするためです。ほかにも、子どもが自由に使えるスペースや構造を工夫して、教室以外にも自分の好きな場所を見つけられるようにしたり。
そうすれば学校がもっと楽しくなるんじゃないかと。
それにこのような作りだと、他のクラスの生徒や先生とも接しやすくなるので、クラスでいやなことがあってもほかに行き場ができるでしょう」
この壁のない教室、30年ほど前から導入が進んでいるそうですが、ごめんなさい、自分、はじめて知りました><
壁のない教室に対する意見
さて、この壁のない教室に対して世間はどんなふうに考えているのか。
いくつか記事を見ましたけど、まあ、メリット・デメリットはこんなところみたい。
壁のない教室のメリット
- 採光、空間を取り入れた学校運営が出来る
- 壁がないので複数のクラス、学級合同の授業が可能
- ↑を通じて、同じクラスの友達だけではないつながりが生まれる
- 単一のクラスでは出てこないようなアイデアや意見や発想に触れられる
- 学びの深度に応じて、教えるメンバーを(クラスを超えて)編成できる
- 低学年、高学年の隔たりがない(お互いに授業を覗ける、聞ける)
壁のない教室のデメリット
- どっちかの教室がうるさければ、子どもの集中力が続かない
- クーラー対策、暖房対策が難しい
会社も壁はないぜよ
さて、じゃあ、ぼくはどう思うのか。
結論、どっちでもいいですよ(軽!)
ぼくが小学校時代を過ごしたときの壁のある教室は想像つくので、もちろん、問題ないっす。
一方、壁がない教室はまったくもってどんなものか不明だけど、冷静に考えれば、会社だって壁はないわけで。
会社だって、周りがうるさかったら気にはなるけど、それでも、ぼく、多分、普通に集中出来てますし笑
一方で、そういう「うるさいなー」と思うような人の会話から仕事のヒントが湧いてきたりもするわけで。
壁がなくても普通にやっていけるかなーと思うんですよねえ。
まとめ:先生は大変だ・・・
それよりも、先生方が大変ですね。
スマートデバイスの利活用の模索だけじゃなくて、英語教育なんかも意識しながら、壁のない教室への適応まで求められるなんて・・・。
すごい時代だ。
ほんだらのー!