日産自動車が傘下の大手部品メーカー、カルソニックカンセイの全株式の売却を検討していることが23日、明らかになった。車の電動化や自動運転の進展で完成車メーカーが求める部品も従来のエンジンやエアコン部品から高出力のバッテリーやセンサーなどに比重が移っている。売却額は1千億円を超える見込みで、得た資金を先端技術の研究に振り向け、グループの開発力を底上げする。
6月に1次入札を実施する予定で、保有する約…
日産自動車が傘下の大手部品メーカー、カルソニックカンセイの全株式の売却を検討していることが23日、明らかになった。車の電動化や自動運転の進展で完成車メーカーが求める部品も従来のエンジンやエアコン部品から高出力のバッテリーやセンサーなどに比重が移っている。売却額は1千億円を超える見込みで、得た資金を先端技術の研究に振り向け、グループの開発力を底上げする。
6月に1次入札を実施する予定で、保有する約…
日産自動車、カルソニックカンセイ、FCV、アイシン精機、トヨタ自動車、デンソー、日本政策投資銀行、鬼怒川ゴム工業