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石川早乙女 緊張の面持ち 白山比め神社が御田植祭
白山市三宮町の白山比●(め)神社の「御田植祭(おたうえさい)」が二十二日、同市白山町の奉耕田であり、紅白の装束をまとった早乙女十六人が稲苗を植えた。 奉耕田では毎年、三重県の伊勢神宮で培われた品種「イセヒカリ」を育てる。今年の早乙女は地元朝日小学校の五、六年生と鶴来中学校一年生の女子が務めた。おはらいをして清めた水田に一列に並び、緊張した面持ちで苗を植えた。朝日小五年奥村魅音(みとん)さん(10)は「大きく育ってほしい」と期待を寄せた。 村山和臣宮司(64)は「五月晴れに恵まれた。今年は白山の雪が少なく、夏の水不足が心配だが、豊かな実りを祈りたい」と話した。 稲は田長を務める大宮啓文さん(81)らが管理し、十月十六日の抜穂祭(ぬいぼさい)で収穫。十一月二十三日の新嘗祭(にいなめさい)で神前に供えるとともに、伊勢神宮に奉納する。 (谷口大河) ●は、口ヘンに羊 PR情報 |
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