【巨人】ギャレット2軍落ち、守乱&3三振で由伸監督が決断

2016年5月23日6時0分  スポーツ報知
  • 3三振2失策のギャレットは先発の高木(右)とベンチに座り敗戦を見届けた

 ◆中日5―1巨人(22日・ナゴヤドーム)

 巨人は中日投手陣の前に毎回となる12安打を放ちながらも、11残塁の拙攻。首位から陥落した。4番から降格して3試合連続で6番に座るギャレットが、打っては3三振を含む4打数ノーヒット、不安を見せていた一塁の守備では1イニング2失策と攻守に足を引っ張った。試合後の由伸監督はギャレ砲の2軍落ちを決断。代わりにこの日、2軍戦で本塁打を放ったアンダーソンの今季初昇格を決めた。

 さすがに、我慢の限界だった。敗因は明白だ。不安を抱えていたギャレットの守備で、敗れた。由伸監督は冷静さを保ちながらも、こう指摘した。「ちょっとね、ミスが出たんでね。そのへんは考えなくちゃいけない」。会見を終えるとコーチ陣と話し合い、ギャレットの2軍降格を決断した。

 目を覆いたくなるプレーだった。1点ビハインドの6回無死一、二塁、ナニータの一塁正面への打球をギャレットが捕球し、二塁へと投げた。合わせるような緩い腕の振りは、ベースの右へ大きくそれる悪送球になった。二塁走者の生還を許す、痛すぎる3点目。「少し慌てて送球が乱れてしまった。失点につながってしまい、すごく残念」と反省したが、悪夢は繰り返された。

 高木が粘れずに、この回3点を奪われ、なおも無死一、二塁のピンチ。ギャレットが杉山の一塁前への送りバントを、一塁へ悪送球した。直後には代打・遠藤の一、二塁間へのライナーを横っ跳び好捕し、名誉挽回へ懸命だったが、さすがに2つの失策はG党の胸に刻まれたまま。無死満塁からバトンを受けた公文が無失点に切り抜けたのが、唯一の救いだった。本職の打撃でも4打数無安打、3三振と精彩を欠いた。「まずい守備をした時に、たまたま打撃も悪かったということ」とは、試合後の弁だ。

 勝つために、一人にこだわってはいられない。ギャレットの2軍降格にともない、アンダーソンの広島戦からの昇格が決まった。この日、G球場で行われたフューチャーズ戦に「3番・一塁」でスタメン出場。左肘のクリーニング手術を行って以来、初めて守備についたが、無難にプレーした。打っては右中間へ豪快な一発をお見舞い。元々、指揮官の評価が高いアンちゃんだけに、貧打解消の救世主としての期待もかかる。

 チームは10日以来の首位陥落となった。毎回安打となる12安打を放ちながら、1点に終わった11残塁の拙攻も気になる。だが、由伸監督は「ヒットは出始めているので、それを点にどうやってつなげるか。選手もそうだし、我々もいろいろと考えなくてはいけないね」と前を向いた。23日の休養日を使って、打順を再模索する考えのようだ。20日に昇格した重信が、この日初の3安打をマーク。“快速好打”という新たな武器が加わった。そこにアンちゃんの復帰は頼もしい限り。流れを大きく変え、再び首位を狙う。(水井 基博)

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