あなたのお墓はどうなる?
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- ライフスタイルが多様化し、お墓のあり方も転換点に来ている
- 都心の大型納骨堂や、同じ墓に入る「墓友」たちの交流
- 日本の弔いの歴史や、中・韓・米など各国のお墓事情も紹介
どんな番組?
1人1人のライフスタイルの変化が
墓のあり方も変えている
都心に立つ5階建ての機械式納骨堂
7200基の遺骨収蔵庫が並ぶ
自然の中に埋葬されるイメーシで
いま注目されている樹木葬
供養と花見が
重なって
今年も多くの
人が集まった
同じ墓に入る人びとと
生前から交流を持つ「墓友」
「お墓を決めるってことはね。逝った先を決めた
わけだから。何となくみんなも同じ気持ちで
いるなあっていう、つながりは感じますよね」
今は、大きな転換点に来ていると思うんです。
今までの葬送儀礼では、とても難しくなってきている。
本当にあらゆるものが出てきていて、選択する時代に
入ったって思いますね」
社会学者 井上治代さん
世界各国のお墓事情も交えながら
お墓のゆくえを探る
ETV特集
「お墓のゆくえ 〜弔いの社会史〜」
「お墓のゆくえ 〜弔いの社会史〜」
5月7日(土)午後11時00分放送
Eテレ
Eテレ
番組内容
家族やライフスタイルの変化がお墓のあり方に大きな影響を及ぼしている。近年ニーズが高まっているとされるのが永代供養墓だ。樹木葬や散骨など弔い方も多様化し選択肢が広がっている。日本人のお墓と弔い方はこれからどうなっていくのか。従来の弔い方を変えようと新しい取り組みを始めた寺や、同じ墓に入る「墓友」たちが新たな人間関係をつむぎ始めた現場を取材、世界各国のお墓事情も交えながら、お墓のゆくえを探っていく。
出演者ほか
【語り】濱中博久
チャンネル
- 2016年5月7日(土) 午後11時00分(60分)
- 2016年5月14日(土) 午前0時00分(60分)
中部の地方の街に越してきて30年余。年老いた両親との3人暮らしです。戦前生まれの父は勝手に近くの寺に墓を購入してしまったが、江戸時代に出来た檀家制度が当たり前だと思っている父と、葬式仏教とやゆされる日本の仏教にずっと疑問を持っている私とでは全く話がかみ合わない。親をどう見送るか考えている家族にとって、さまざまな選択を提示する番組で良かった。たくさんの人に見て欲しい。
僕は13代目。考えさせられます。
タブー視されやすい埋葬ですが、祖父母世代の死が迫る中、檀家などで問題になることが多いなと感じています。2030年に死亡者が最大になるというデータなど、事実を知ることができ、現実を見つめて対処していく必要があると思い知らされました。NHKならではの番組だと思います。もっと多くの若い人に見てもらいたいです。
ままならぬ行先を、ある程度、予感しながら手を打たねばなりませんね。すばらしい構成の番組でした。