アイドル刺傷、SNSブロックされ殺意強めたか
冨田さんの母親も容疑者宅近くの警察に相談
東京・小金井市で、アイドル活動をしていた女子大学生がファンの男に刃物で刺された事件で、事件の2週間ほど前に女子大学生がツイッターで、男の書き込みをブロックしていたことが分かった。
23日朝に送検された岩埼友宏容疑者(27)は、小金井市で21日、冨田真由さん(20)を刃物で20数か所刺したとして殺人未遂などの疑いがもたれている。冨田さんは依然として意識不明の重体。
岩埼容疑者は、冨田さんのツイッターなどに執拗(しつよう)な書き込みをしていたが、捜査関係者への取材で、事件の2週間ほど前に、冨田さんがツイッターで書き込みをブロックしていたことが分かった。
冨田さんの母親も警察に相談
岩埼容疑者は、今年1月頃から冨田さんにプレゼントを贈ったり、連絡先を聞いたりするなどつきまといを始め、冨田さんは4月下旬にプレゼントを送り返していた。その頃から岩埼容疑者のツイッターなどへの書き込みが、好意的なものから一転して執拗で過激になっていた。
岩埼容疑者は動機について、「プレゼントを送り返され憤慨した」と供述しているが、警視庁は、書き込みをブロックされたことで、殺意を強めた可能性があるとみている。
一方、冨田さんは書き込みをブロックしたあと、今月9日に警視庁武蔵野署に相談に訪れていたほか、この5日前には冨田さんの母親が、岩埼容疑者の自宅がある京都市内の警察署に「娘が嫌がらせを受けている」などと相談していた。
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