横粂氏が参院選出馬表明 東京選挙区から無所属で
2016年5月23日17時39分 スポーツ報知
元衆院議員の横粂勝仁氏(34)は23日、都庁で会見し、今夏の参院選に東京選挙区から無所属で出馬することを表明した。「当選後は無所属、無報酬で議員をやります。舛添都知事へのアンチテーゼです」と話した。
参院議員の1人あたりの歳費は2134万4529円で、この他、年3回に分けて支給される期末手当や文書通信交通滞在費などの経費が支給される。横粂氏は歳費のうち源泉徴収額などを差し引いた分の手取り全額を被災地の熊本などに寄付する考えだという。
「議員報酬なしでも政治家はできるということを証明したいと思います」と話した。横粂氏は弁護士業もしており、弁護士としての収入と支給される諸経費だけで政治活動はできるとしている。
横粂氏は2009年の衆院選で民主党から神奈川11区で出馬し、小泉純一郎元首相から地盤を譲り受けた小泉進次郎氏に挑んで敗れたが、比例復活で初当選。11年6月、菅直人内閣不信任決議案の採決で除籍された。12年の衆院選では菅氏の選出選挙区である東京18区にくら替えして出馬したが、落選。最近は弁護士業を行っていた。