辛坊氏が解説する舛添知事辞任の3ケース…リコール、不信任決議、百条委員会
2016年5月23日14時28分 スポーツ報知
ニュースキャスターの辛坊治郎氏(59)が23日、MCを務める大阪・読売テレビの情報番組「朝生ワイド す・またん」(関西ローカル)で、政治資金の私的流用疑惑が取りざたされている東京都の舛添要一知事(67)について言及。舛添知事は「簡単に辞職しない」との見通しを語った。
番組内では20日の会見の模様を紹介し、「第三者の目で厳しく公正に調査」と繰り返したことを説明した辛坊氏。「第三者もこれから自分で決めるらしい。自分で決めたら第三者じゃないだろ、と」と語った。
さらに、舛添知事が辞職するケースととして、「リコール」「不信任決議」「都議会の百条委員会の追及」があることを紹介。「リコールは署名を集める(146万7000筆が必要)が大変です。でも、(署名が集まって)住民投票(過半数が必要)になると、今なら」と私見を披露。
また、都議会の3分の2以上の出席で、出席者の4分の3以上の賛成で不信任決議が可決となり、10日以内に議会を解散しないと知事失職となるが、「今の自民、公明の動きを見る限りは、こういうモチベーションは全然ない」と説明した。「となると、この人(舛添知事)の性格から見て、そう簡単には辞めないと私は思います」と締めくくった。