ここは、「BeOS Book」(仮)作成プロジェクトの臨時サイトです。
【shell編 1】1.はじめに
この章では、シェルコマンドの操作について解説します。
BeOSは、UNIXで広く使われているbashというコマンドラインシェルを採用しており、UNIX風のコマンドで操作することができます。BeOSには優れたGUIがあるにもかかわらず、あえてCUIのシェルコマンドを使うのは、以下のような場合です。
o 大量のファイルを一括処理したい場合
o 処理を組み合わせたり自動化したい場合
o テキストファイルの処理をしたい場合
o UNIX系のアプリを使いたい場合
o GUIではできない細かな設定や操作をしたい場合シェルコマンドについて詳しく解説するとそれだけで1冊の本になってしまいますので、ここではごく初歩的な内容とBeOS固有の内容について解説します。
より進んだ内容についてはUNIXやbashに関する本や解説に譲ります。ちなみに、主なコマンドについては、HTML形式のマニュアル
(/boot/beos/documentation/Shell Tools/index.html)がありますが、以下のような理由により初心者にはあまり参考になりません。o 英語である
o リファレンス(UNIX manpage)形式のため、体系的ではあるが、ある程度基本が理解できていないと読みこなせない
o コマンドの用途や使用頻度に関係なくただ並べただけなので、多数のコマンドのうちどれが重要なのかわからない
o BeOS独自のコマンドが載っていないなお、BeOSのシェルでは基本的に日本語を扱うことはできませんので、日本語の扱いについては触れません。ただし、MuTerminalと日本語対応アプリの併用により部分的に日本語を扱えるようになります。
Copyright(C)2000 ITO, Takayuki
Front Pageこのサイト上の文章、画像、資料等一切の無断使用、転載を禁止します。
#一応Cyberdog 2.0、Netscape Navigator 2.02、3.01、4.04、Netpositiveにて、表示確認を行って います。
感想・連絡のメール宛先:saito