蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】ソフトバンク、工藤監督の抗議実って連敗ストップ2016年5月23日 紙面から ◇ソフトバンク4−2西武
ソフトバンクが逆転勝ち。1−2の6回1死三塁から、今宮の二塁打と内川の右前打で2点を奪い、9回には柳田のソロで加点した。武田が7イニングを2失点でリーグ単独トップの6勝目。西武は野上が踏ん張れず、4連勝はならなかった。 ◇ ソフトバンク・工藤監督が猛然とベンチを飛び出した。1点を追う3回1死三塁。本多の浅い左飛で城所が、本塁へ勢いよくヘッドスライディングしてホームベースにタッチしたが、球審の判定はアウト。顔を上げた城所が「違う、違う!」とアピールするように左手を振ると、指揮官は球審のもとへ駆け寄った。 工藤監督の抗議を受けた審判団は、協議してすぐにビデオ判定。約3分後。判定がセーフに覆った。連敗中、しかも2回に武田が先制のソロ被弾。重苦しいムードは一転、序盤で試合を振り出しに戻す“ビッグプレー”となった。 「(ベンチから)見ていて分かったし(映像を)見てもらえれば、すぐにセーフになると思った。やってる本人たちが一番分かるしね」 今季から導入されたコリジョンルールがなければ覆らなかったジャッジ。今季は19日の日本ハム戦で9回にタッチアップした今宮が同点のホームを踏んだ際、栗山監督が審判団にビデオ判定を要求した。この際に工藤監督は審判の元に足を運びルールを確認していた。 「単純なセーフ、アウトでもビデオ判定ができるとは知らなかった。たぶんそういう説明は最初に受けていない。審判に確認したら『できる』ということだった」。セ、パ両リーグともに微妙な判定が問題になるなど、まだ成熟したとはいえない新ルール。それでもこの日に限っては、工藤ホークスが「判定勝ち」で大きな勝利を収めた。 PR情報
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