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キシマの映画日和

映画大好き女子大生です。映画の感想や情報を掲載します。新しい映画から古い映画まで。主に洋画が好きです。

 

コメディ映画「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」懐かしい風景とラストに涙!あらすじ、感想、キャスト。

ヒューマンドラマ 元気がでる映画 子供向け 大学生向け 家族向け 邦画 爽快

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ぼくたちと駐在さんの700日戦争   67/100

 

 公開:2008年  上映時間:110分 主題歌:FUNKY MONKEY BABYS「旅立ち」

 

 原作はFc2ブログに書かれた一般ブログ。

 ネットの口コミで広まり、本になりそして映画になりました。

 

 コメディ映画ですが、日本の映画にしては完成度が高く、見ていて面白い!そして笑えてちょっぴり泣けます。

 

 時間のある休日に見るのがオススメです。

 

 

 

あらすじ

 ある田舎町に、平凡だが発想はピカイチのママチャリ(市原隼人)、女の子みたいな外見のジェミー(冨浦智嗣)、武闘派でエロ担当の不良リーゼントの西条くん(石田卓也)、開業医の長男で恋愛担当のグレート井上(賀来賢人)たち7人の高校生がいた。彼らは近所の駐在さん(佐々木蔵之介)とイタズラ戦争に明け暮れ、青春を謳歌していた…。

 

 舞台は1970年代の日本です。(ロケ地は栃木県)

 商店街や田園風景がどこか懐かしく感じられます。

 

 物語はいたって単純で、ママチャリという男の子が田舎の駐在さん相手に様々ないたずらをするというもの。

 

 例えば、床屋の看板にいたずらをして「バーバー」を「ババー」にしたり。

 駐在所にエロ本を置いたり…。

 

 くだらないんですよね。やってることが小さいし。

 でも、だから笑えるんですよね。

 

 馬鹿な高校生って感じで。

 それがまた羨ましくもあります。

 

 自分もこんなくだらなくて、面白いことがしたいなーって。

 映画では人に迷惑をかけていますが、原作ではあるルールが設けられ、ママチャリたちはそのルールに基づいてイタズラをしています。

 

 定義

  1. 相手に怪我を負わせてはならない
  2. しかけられた相手も笑えなくてはならない
  3. 相手が弱者であってはならない
  4. 償いができないものは悪戯ではない

 

 このルールの中でイタズラを考え、うまく実行するというストーリーが好きな方は映画ではなく小説を読んだ方がワクワクドキドキしますよ!!

 

 また「ぼくちゅう」にはコメディ要素だけではなく、友情というテーマも盛り込まれています。

 

 それはママチャリと友達の友情、ママチャリと駐在さんの友情です。

 

 イタズラ仲間はいいとして、敵であるママチャリと駐在さんの友情とはなんなのか?

 

 それは見てのお楽しみです!

 

 基本はやってやられてのママチャリと駐在さんの、最後の目には見えない絆には「いい話だなぁ」と思わせる力があるのです。

 

 病院にいる女の子に花火を見せてあげるために、ママチャリたちが頑張るラストシーンも好きです。映画の終わりにはありがちですが、この終わり方で良かったと思います。

 

 一つの映画としてうまくまとまっています。

 

 

キャスト

 

市原隼人 佐々木蔵之介 竹中直人 麻生久美子 石田卓也 倉科カナ 加治将樹  賀来賢人  冨浦智嗣  脇知弘  小柳友  豊田エリー  水沢奈子

 

 市原隼人と佐々木蔵之介のキャスティングもいいです。

二人だからこそ掛け合いが楽しめ、どちらか一方に肩入れせず映画を楽しめます!

 

最後に一言

 

 本作にリアリティは必要なし!

 男子高校生のくだらない青春にただ笑えばいいのです!

 

ぼくたちと駐在さんの700日戦争 [DVD]

 

 

ぼくたちと駐在さんの700日戦争〈1〉(小学館文庫)

 

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