自民 谷垣幹事長 「民進が共産などと連携」を批判

自民 谷垣幹事長 「民進が共産などと連携」を批判
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自民党の谷垣幹事長は神戸市で講演し、民進党が共産党などと連携して参議院選挙の定員が1人の選挙区で候補者の一本化を進めていることを批判したうえで、経済政策などを推進するため、参議院選挙で勝利し、政権基盤を安定させたいという考えを示しました。
この中で、谷垣幹事長は、参議院選挙を巡る民進党の対応について、「1人区の県では、すべて野党統一候補にしよう、共産党と一緒にやろうという形を取っており、失望を禁じえない。野党がすべて大同団結したら、それなりの力になるので、自民党や安倍政権に一矢報いるにはいちばんいい方法かもしれないが、岡田代表には『一矢報いたいというだけでは志が小さくないですか』と強く申し上げたい」と述べ、批判しました。
そのうえで、谷垣氏は「世界中で経済が不安な時期だし、アメリカの大統領選挙を見ると、日米安保を巡る調整でエネルギーを割かなければならないかもしれない。そういうときに共産党と組んだ勢力が大きく躍進すれば、非常に政治が不安定になるので、何としても参議院選挙は勝って、政治を安定させなければならない」と述べました。