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わいログ

脳みそって、モノを考えるところじゃないらしいぜ?

「何のために働くのか」あなたは考えたことありますか? 使命感をもって仕事をするたった1つの方法  -わいログ

就活・仕事の話

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ここで今いちど、働くことの意義を振り返ってみよう。

 

 

「あなたの志望動機を教えてください」

 

就職活動のときに、諸君もいくどとなく問われたことだろう。

 

「遊ぶ金がほしいから」

 

犯罪者まがいの本音をぐっと堪えて、取りつくろった志望動機を口にした者も多いと思う。就職活動自体はそれで乗り切ることができる。

 

しかし、その後 約40年にも渡る仕事生活を乗り越えるには、この志望動機≒働く意味を明確にする必要がある

あなたは何のために働くのか?

 

今回は「経営の神様」として名高い故ピーター・ドラッカーの著作「マネジメント」の一節を、皆さんにご紹介したい。

 

 

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今回のテーマ

 

 

ピーター・ドラッカー

 

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ピーター・ドラッカー - Wikipedia

 

1909-2005 / 豪 経営学社会学者 

 

 

「ヤベエ!」

 

ユダヤ系だったドラッカーは、ナチスの台頭に直面して身の危険を悟り、イギリス経由でアメリカへと逃げ渡ったそうだ。

 

そこで彼が目にしたのが20世紀型企業形態“巨大企業”だった。その社会的役割を解明するために、ゼネラルモーターズ社を題材にした著作を書き始めた。

 

ドラッカーはのちに著作「マネジメント」の中で、うえから無理やり押さえつけるような手法よりも、個の強みを活かした管理手法のほうがいいじゃん、的なことを述べた。

 日本では「もしドラ」がヒットしたことを機に一躍メディアで取り上げられるようになった。

 

マネジメントはビジネスマンが学ぶべき思考が凝縮されている。

 

 

 

ーー以下CM ーー

100万部突破の大ベストセラー。世界中でいまなお売れ続けている経営学のバイブル「マネジメント」!!

 

経営学の神髄を学んでライバルに差をつけろ!

 

ーーCMおわりーー

 

 

今回は「マネジメント」の中で取り上げられている、「3人の石きり工」を紹介したい。仕事の目的は具体的であればあるほど良いよ、という小話だ。

 

 

 

3人の石切り工

 

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ある建築現場をとおりかかった旅人に、何をしているのかと聞かれた石切り工たちがいた。

1人目の男は「これでメシを食うためさ」と答えた。

2人目の男は手も休めずに「腕のいい石工事をするためさ」と答えた。

3人目の男は「国で一番の教会をたてているのさ」と目を輝かせながら答えた。

 

 

この話のポイントは「仕事をする意義を明確にすることが、あなたのモチベーションに大きく影響を与える」ということだ。

1人目の男のように、働く意義が「ただの経済的な理由」であっては良い仕事はできない。

2人目の男のように、自分の納得のいく仕事をすること。確かに大切なことだが、それだけでは「誰のための仕事であるか」が明確でない。

ここで参考にしたいのが、3人目の石工だ。大きな目的を持ち、熱意をもって仕事をするためには、彼のように誰かのために目的をもって、しかも意欲的に仕事に取り組むことが大切だ。

 

さらにドラッカーは著書「マネジメント」の中で、4人目の石工を登場させた。

工場現場の一番奥にいたその男はこう答えた。

 

「私はこの地域に住む人々の、心を通い合わせる場所を作っているのだ」

 

これこそが仕事本来の価値である。たしかに国で一番大きな教会をたてることも大きな目標であるが、あくまで「教会をたてる」という手段に過ぎない。

 

この4人目の男はきっと、教会をたてながら地域に住む人々が信仰を深め、また交流する場面を思い浮かべながら仕事に取り組んだに違いない。道行く人々1人1人の顔を思い浮かべながら、今日もまた石にハンマーを打ち込む。

 

誰のために、どのような目的で仕事を行うのか。この男のように、イメージが具体的であればあるほど、使命感を持って仕事に取り組むことができる。

 

まとめ

皆さんも、仕事でやる気が起きなくなる日もあるだろう。体調や気分、その日の出来事いかんによっては、そういった日があるのも仕方ない。

しかし、長い仕事人生としてのスパンで見ると、やはり「働くことの意味」を明確にしたほうが やりがいを持ちながら働くことができるのではないだろうか。

 

「飯のため」だとか「金のため」、「自分よがりな仕事をするため」

 

なんて理由だけでは、いつか必ず頭打ちになるだろう。

 

 

だから、働く意味を明確にするためには「今している仕事が誰の役に立てるのか」を考えることが大切だ。

それはもしかしたら仕事仲間かもしれないし、会社の上司、取引先相手かもしれない。しかしこうして辿っていけばかならず商品を求めているお客様に辿り付く。

商品を手にするお客様1人1人の顔を思い浮かべることができれば、きっといい仕事ができるに違いない。

 

そして、この思考は仕事以外の全てのことに共通するだろう。それは仲のいい友人や恋人への記念サプライズ、誰かのために作る料理やボランティア活動なんかでも良い。もちろんブログだってそうだ。

 

 

 

え?俺がこのブログを更新する目的は何かって??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これでメシを食うためさ!Hahaha!

 

おわり