外国人観光客 指紋で確認 チェックインの時間短縮へ実験
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国内の宿泊施設で、外国人観光客に求めているパスポートの提示の代わりに指紋の認証で本人確認をする、官民共同の実証実験が来月から始まることになり、チェックイン時間の短縮を目指します。
国内の宿泊施設では外国人観光客がチェックインする際、パスポートの提示を求め、コピーの保管が義務づけられていますが、時間帯によっては混雑でチェックインが長引き、観光客から不満が出ていました。
今回の実証実験は規制緩和の一環で、外国人の宿泊に指紋認証の利用が認められたことを受け、経済産業省が本人確認にかかる時間の短縮を目指し、ベンチャー企業や大手通信会社などと共同で、来月から東京・豊島区のホテルで実施することにしています。
実験では人工知能を活用して、いったん登録された膨大な指紋の中から本人がかざした指紋を瞬時に照合して本人確認をします。最初の宿泊では指紋を登録してもらって、パスポートの本人情報を関連づける必要がありますが、2回目以降の宿泊では本人確認は瞬時に終わるとしています。
将来的には、空港などでいったん指紋を登録すれば、宿泊施設のチェックインは指紋だけでできることを目指していて、経済産業省は2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでに実用化したいとしています。
経済産業省の佐野究一郎課長は「高い技術を持つベンチャー企業が大企業を引っ張るかたちで、こうした新しいイノベーション=技術革新をさらに生み出したい」と話しています。
今回の実証実験は規制緩和の一環で、外国人の宿泊に指紋認証の利用が認められたことを受け、経済産業省が本人確認にかかる時間の短縮を目指し、ベンチャー企業や大手通信会社などと共同で、来月から東京・豊島区のホテルで実施することにしています。
実験では人工知能を活用して、いったん登録された膨大な指紋の中から本人がかざした指紋を瞬時に照合して本人確認をします。最初の宿泊では指紋を登録してもらって、パスポートの本人情報を関連づける必要がありますが、2回目以降の宿泊では本人確認は瞬時に終わるとしています。
将来的には、空港などでいったん指紋を登録すれば、宿泊施設のチェックインは指紋だけでできることを目指していて、経済産業省は2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでに実用化したいとしています。
経済産業省の佐野究一郎課長は「高い技術を持つベンチャー企業が大企業を引っ張るかたちで、こうした新しいイノベーション=技術革新をさらに生み出したい」と話しています。