【5月22日 AFP】アジアラグビーチャンピオンシップ2016(Asia Rugby Championship 2016)は21日、韓国の仁川(Incheon)で第4節が行われ、日本は60-3で韓国を一蹴し、開幕3連勝で大会連覇に王手をかけた。

 香港が2試合を残しているため、日本は数字上では追いつかれる可能性があるものの、ここまで3つのボーナスポイントを獲得しており、タイトルをほぼ手中に収めている。

 日本との開幕戦で0-85の大敗を喫し、先週の香港戦でも27-34で敗れている韓国は、序盤にオ・ジミョン(Oh Jim-Yeong)のペナルティーゴールが決まり、3-0とリードを奪った。しかし、日本はすぐに坂手淳史(Atsushi Sakate)のトライで反撃すると、主将の内田啓介(Keisuke Uchida)が韓国のディフェンスを破り、スコアを10-3とした。

 韓国はその後、ヨン・クォンヌ(Youn Kwon-Woo)がシンビンとなる苦しい展開を強いられると、日本は認定トライと山中亮平(Ryohei Yamanaka)が2トライを記録し、前半終了時には29-3とリードを広げた。

 迎えた後半、日本は坂手、児玉健太郎(Kentaro Kodama)、山中、谷田部洸太郎(Yatabe Kotaro)、安田卓平(Takuhei Yasuda)、野口竜司(Ryuji Noguchi)が得点を重ねると、強固な守備で韓国にトライを許さなかった。(c)AFP