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【大リーグ】

岩隈しのいで2勝目

2016年5月22日 紙面から

レッズ戦に先発し、6イニング3失点で2勝目を挙げた岩隈(ゲッティ・共同)

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◇マリナーズ8−3レッズ

 【シンシナティ共同】米大リーグは20日、各地で行われ、マリナーズの岩隈久志投手(35)シンシナティでのレッズ戦に先発し、6イニングを6安打3失点で2勝目(4敗)を挙げた。青木宣親外野手(34)は1−3の7回に岩隈の代打で出場して中前打を放ち、後続の押し出し死球で同点のホームイン。前ソフトバンクの李大浩(イ・デホ)一塁手(33)もこの回に代打で出て勝ち越しの2点適時打を放ち、8−3の勝利に貢献した。

 粘った末に打線が助けてくれた。マリナーズの岩隈は6イニングを6安打3失点と粘投。降板直後に味方打線が逆転し、2勝目(4敗)が転がり込んだ。

 降雨のため試合開始が45分遅れた。共同電などによれば、岩隈は「始まるよ、と言われてからの時間があまりにもなさすぎて、焦ってしまった」といい、試合前のルーティンをほとんどこなせなかった。序盤は腕が横振りで制球が定まらず、4回までにタイムリー2本とソロで計3失点。試合中に縦振りへ修正した結果、5、6回は何とか無失点でしのげたという。

 1−3の劣勢で降板したが、直後に打線が3安打に3四死球を絡め、一挙4得点で逆転。岩隈は「最後の2イニングは粘り強く投げられた。野手にたくさん打ってもらって勝ちにつなげてもらったので、すごく感謝している」と笑顔だった。

 チームも7試合ぶりの連勝でア西地区首位を堅守。「投手にとって一番の薬」とされる白星を3試合ぶりに手にした背番号18も、これで乗っていけそうだ。

 

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