蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】今永、真っ向勝負初神宮2016年5月22日 紙面から
◇DeNA4−1ヤクルトDeNAが接戦を制した。1−1の8回にロペスの2試合連発となる11号3ランで勝ち越した。今永は7イニング1失点と好投し3連勝で3勝目。山崎康は10セーブ目。ヤクルトは山中が8回途中2失点の力投だったが、継投策が裏目に出た。 DeNA・今永の真骨頂が6回に表れた。坂口、川端の連続長短打で同点とされ、なお1死一塁。前日2本塁打のトリプルスリー男、山田に真っ向勝負を挑む。強気の内角真っすぐで力ない三邪飛に仕留め、「間違いなく日本一のバッター。恐れることなく攻めた結果、打ち取れた」と胸を張った。 続くシーズン60発男のバレンティンはスライダーで遊飛。とくに警戒していた2人に仕事をさせず、「打たれてはいけない打者を、打たれてはいけない場面で抑えられた」とうなずいた。7イニングを106球、3安打1失点で、自身3連勝。球団の新人先発左腕として20年ぶりとなる3勝目を手にした。 駒大時代の主戦場だった神宮で、苦い思い出を書き換えた。3年秋の明治神宮大会で全国を制したが、最後の登板となったのが4年秋の東都1部・2部入れ替え戦。東洋大の原樹(ヤクルト)との投げ合いに6回途中9失点と崩れ、母校は降格した。「プロでは良いスタートを切りたい」と凱旋(がいせん)登板に燃え、きっちりと結果を残した。 「学生のときより大きく感じた。また次に投げる機会があれば、しっかり自分の仕事をしたい」。こう感じたのは自分が投手として成長したからなのか。22日に先発するライバルの原樹にプレッシャーをかけ、ニヤリと笑った。 (小林孝一郎) PR情報
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