民進代表 次期衆院選で野党候補者の一本化を

民進代表 次期衆院選で野党候補者の一本化を
民進党の岡田代表は徳島県美馬市で記者団に対し、次の衆議院選挙での野党間の連携について、与党側との接戦が予想される小選挙区を中心に候補者の一本化を図っていきたいという考えを示しました。
この中で、民進党の岡田代表は次の衆議院選挙での野党間の連携について、「自民党に対抗して、安倍政権の暴走を止めるためには、なるべく候補者を1人にすることが好ましい。特に自民・公明両党の候補者と競り、候補者を1人にすることで有利に戦いを進めることが可能になると見込まれる選挙区が重点になる」と述べ、与党側との接戦が予想される小選挙区を中心に候補者の一本化を図っていきたいという考えを示しました。
また、岡田氏は来年4月の消費税率の引き上げを巡って、自民党内から予定どおり実施する一方、今年度、10兆円規模の景気対策を行うなどの財政出動を求める声が出ていることについて、「消費税率を引き上げても、それをはるかに上回る財政出動をするというのでは本末転倒で、古い自民党に戻っただけだ」と批判しました。