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「基地があるから起きた」辺野古でも怒りの声 遺棄事件

朝日新聞デジタル 5月21日(土)12時56分配信

 沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前では21日午前、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設計画への抗議活動を続ける反対派から、米軍属による事件への怒りの声が上がった。

【写真】キャンプ・シュワブのゲート前での抗議集会を前に、被害女性の冥福を祈り黙禱(もくとう)する参加者たち=21日午前9時16分、沖縄県名護市、日吉健吾撮影

 約30人がゲート前に集合して約1分間黙禱(もくとう)を捧げた。事件に抗議するプラカードを掲げ、ゲートを出入りする車に向けて「Yナンバー車(米軍関係者の車両)を基地から出すな」と叫ぶ人もいた。

 沖縄平和運動センターの山城博治議長は「戦後に起きた米軍関係者の犯罪の中でも、あまりにむごい」と声を震わせた。浦添市から来た知念秀安さん(68)は20日も嘉手納基地(嘉手納町など)の前で抗議したという。「基地があるから起きた犯罪だ」と話した。(鈴木峻)

朝日新聞社

最終更新:5月21日(土)12時56分

朝日新聞デジタル

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