おはようございます、こんにちは、こんばんは。
先日、千菅春香さんがアイドルマスターシンデレラガールズで演じられている
「松永涼」
として、ステージに立つことが発表されました。
ファンの勝手な視点ですが、これは6月に発売される千菅さんのアルバムタイトル同様
「TRY!」
な発表だったと受け止めていて、アルバムを発売後も、とても千菅さんらしい活躍が期待させられるニュースでした。
では、なぜ「TRY!」なのか。
その理由は2点。
1点目は「アルバム発売後、間を空けずに新しい歌唱機会がありそうだ」ということ。
2点目は「大きなステージに立つ、という経験を得られる」ということです。
1点目ですが、アルバム発売はひとつの区切りになりがちで、音楽活動に真摯に取り組む千菅さんであれば、少し充電というか、アルバムで得られた経験を消化するような時間をとるのではないか、と勝手に想像していました。。
押しも押されぬ人気を得ている方では次から次へと進展がありますが、ゆっくりと時間をかけて歩んできたという印象の千菅さんは、どうされるのか、少し気になっていました。
そして、アルバム発売後の展開として歌唱を披露するのが前述の「松永涼」というキャラクターとして、となりそうだということ、これは千菅さんの新しい側面を「押し広げてくれる」ことになりそうです。
千菅さんと言えば、ツインテールの似合う愛らしいキャラクターであったり
ひとつのことにひたむきに取り組む、誠実なキャラクターを演じてきたという印象です。
デビュー当初に多かった「愛らしさ」のあるキャラから、「ひたむきさ」のあるキャラクターを演じるようになったのは、それがそのまま「業界での千菅さんの個性の認知の推移」と捉えています。
千菅さんのラジオや、イベントに参加すると感じられますが、彼女の魅力の一つは「何事にもひたむきに取り組む姿勢」だと思っています。
もちろん千菅さん自身と演じるキャラクターの個性において、細部に違いはありますが、演じる上で根底にあるものが似ていて、千菅さんの個性がそのままキャラクターの魅力を引き出すことに繋がっていたように感じていました。
そこで今回の「松永涼」というキャラクターです。
音楽に対する真摯な姿勢に共通点はありますが、これまで演じてきたキャラクターの中でも非常にクールな印象があって、前述の「坂木しずか」を演じられた時とは違った個性に挑戦することになりそうです。
なお、前述したアルバムの中に収録される
『本当の声をあなたに預けたくて』
という楽曲で、クールな歌声を披露していて、この方向にどう表現が広がっていくのか、本当に楽しみです。
そして2点目ですが、これまで少しご縁のなかった「大きなステージに立つ機会を得られる」ということです。
これまでの大きなステージというと、2013年に幕張メッセで開催された、マクロスのクロスオーバーライブで、「プラネット・クレイドル」一曲披露したのみだと記憶しています。
ちなみにこの時のパフォーマンスでしたが、非常に大きな会場だったのにも関わらず、非常に伸びやかな歌声だったのが印象的でした。
思えば、デビューして間もない頃だったと思いますが、少なくとも歌声には緊張した様子は見られませんでしたし、今度のライブでのパフォーマンスは非常に楽しみです。
また、今回のライブで千菅さんはさいたまスーパーアリーナ(SSA)に立つわけですが、現状においては、アイマスのライブでデビューできるというのはとても良いご縁だな、と感じています。
個人的にアニメ関連のライブでSSAといえば、アニサマ、というイメージしかなく、アニサマに出演できないと、SSAに立つのはよほどの人気がないと難しい、と思っています。
そのアニサマは多種多様なファンの方がいるのに対して、アイマスのライブはいわゆる「プロデューサー(P)」の方しかいません。
その「プロデューサー」というのは千菅さんが出演されている「夜中メイクが気になったから」でも、多くの方がいらっしゃいますし、もちろんPの方の中にも様々な方がいますが、基本的に演者を温かく見守られている方が多い印象です。
SSAという大きなステージに立つ際、大きな緊張があるかと凡人は想定しますが、その際に歌う対象がイメージしやすい方が、緊張は和らぐ気がしています。
また、ステージに立つのは同世代の声優さんが多く、見知った方も出演される、というのも良いパフォーマンスを促してくれる一つの理由になりそうです。
ひとつのニュースで、いろいろと自分の中の「楽しみ」が広げられたとても大きな発表だったと思っています。
千菅春香はアルバム発表後もTRY!し続ける、そんな風に受け止めています。
いち千菅さんのファンとして、今回のニュースでは楽しみな部分が多いのですが、一番の楽しみは
「大きな会場でこそ、千菅さんの歌声の真価を感じられる」
と想像している部分が、確かめられるかもしれないところです。
2013年に聴いた歌声は大きな会場にも関わらず、心地よく、どこまでも伸びて、届けられそうでした。
今年、SSAのステージで「松永涼」として
「アタシの歌でたくさんの人がアツくなってくれる…悪くないね、アイドルも! 今日は失神して病院送りになるまで、ファンもアンタも帰さないから。じゃ、いくよッ!! 覚悟はいいッ!?」
という「アツい」台詞、「アツい」歌、「アツい」パフォーマンス、本当に楽しみです。
願わくば、ライブビューイングではなくて、端っこの席でもいいので、SSAの会場で、それを体感できたら、さぞ幸せでしょう。
まずは「松永涼」としての楽曲が発表されるのか、個人名義のアルバムと同様、首を長くして楽しみにしています。