2016/05/19

全日本女子

眞鍋政義監督
今日は非常に厳しい試合でしたが、勝って首の皮一枚でつながった。タイはミスが少なく、コンビが非常に速いチーム。それは始めからわかっていたけれど、なかなかサーブで崩すことができず苦戦した。5セット目、6-12からの逆転、なかなかこういう経験はできない。何十年に1回じゃないか。
木村は(前日痛めた)指のことがあったので、大事をとって先発から外し、そこに石井を起用した。タイにとってもこの試合が大一番なので苦戦すると思ったが、苦しくなった場合は、3セット目からは(ロンドン五輪)メダリストを使おうと思っていて、その通りに4人(木村、荒木、山口、迫田)を起用した。それが勝因かなと思います。


木村沙織主将
今日は自分のプレーがあまりよくなかったし、チームとしても負けパターンというか、タイの方がずっと優位に試合を進めていた中で、最後までみんなで信じて勝つことができて本当によかった。
つねに(宮下)遥のトスの選択肢を減らさないように、しっかり私が決めていかなきゃいけないんですが、今日はスパイクを決められなくて、4セット目の最後しか点数を取れていないので申し訳ない。
(5セット目6点ビハインドの場面では)本当にもう、消えそうな光をみんなで信じて、最後まで手をつないで戦いました。チームとしては試合のスタートがあまりよくなかったので、スタートをもう一度意識して次の試合に臨みたいと思います。


迫田さおり
今日は絶対に落とせない一戦だった。本当に、チームが一致団結した試合だったと思います。あと3戦あるので、これに満足せず、もっともっと状態を上げていきたい。私は途中出場が多くて、コートに入る時は雰囲気が悪かったりする時なので、自分が入って雰囲気をよくすること、何とか点数を取ることを心がけています。(第5セット15点目のスパイクは)本当にたくさんの人の思いがつまったボールなので、重かったです。