翁長知事「痛恨の極み」
沖縄県の翁長雄志知事は19日夜、成田空港で記者団の質問に答え、「女性は将来の夢、希望もあったでしょう。痛恨の極み」と苦渋の表情で話した。
翁長知事はこの日、訪問先の米国から帰国した。今回の事件について「今年に入って那覇市内で女性暴行事件があり、数カ月してこんな形になった。軍に付随することで、どうにもこうにもならない状況になっている」と怒りをにじませた。また政府に対し「お願いしたいのは基地負担軽減。事件が起きても日本政府が当事者として対応できていないのを沖縄県民は知っている。怒りのもって行き場がない」と批判した。【北川仁士】