聞き手・須藤龍也
2016年5月21日19時48分
サミットなどを狙ったサイバー攻撃とはどのようなものなのか。米セキュリティー会社大手、ファイア・アイのケビン・マンディア次期CEO(最高経営責任者)に聞いた。
◇
――サミット参加者へのサイバー攻撃の実態は。
2014年に豪ブリスベンで行われた主要20カ国・地域(G20)サミットでは政府関係者に対し、会議の議題やスケジュールの情報交換を装った偽メールを送りつける「スピアフィッシング」と呼ばれる標的型攻撃があった。
――攻撃の対象は。
政府要人だけではない。スタッフやメディア関係者など広範にわたっている。過去のサミットでは、たいてい1カ月ほど前から攻撃が始まっている。
――伊勢志摩サミット参加者へのサイバー攻撃は。
今の段階(5月12日時点)ではまだ見つかっていない。
――攻撃者の実像とは。
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