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【政治】

「私は立法府の長」、首相混同 野党は批判

 安倍晋三首相が行政府の長である自身の立場を「立法府の長」と混同する答弁を繰り返した。首相周辺は「言い間違い」と釈明するものの、野党からは批判が出ている。

 首相は16日の衆院予算委員会で、民進党議員が保育士の処遇改善法案の審議入りを求めたのに対し「議会の運営を少し勉強した方がいい。私は立法府の長だ」と発言。「立法府と行政府は別の権威だ。審議の進め方は国会で決めることだ」とそのまま反論を続けた。

 17日の参院予算委員会でも、民進党議員が昨年の安全保障関連法採決時の議事録について質問すると、首相は「立法府の私が答えようがない」と答弁した。

(共同)
 

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