蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【ゴルフ】鈴木愛、首位と1打差の2位 昨季失格大会で好スタート2016年5月21日 紙面から
◇中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン<第1日>▽20日、愛知県豊田市、中京GC石野C(6431ヤード、パー72)▽曇り、気温22・2度、南南西1・7メートル▽賞金総額7000万円、優勝1260万円▽108選手(うちアマ6人)▽観衆4042人 昨年の大会で、V戦線にいながら過少申告で失格という“悪夢”を経験した鈴木愛(22)=Salesforce=が7バーディー、2ボギーの5アンダーで回り、川満陽香理(ひかり、29)=GOLF5=とともに首位と1打差の2位と好スタートを切った。6アンダーの酒井美紀(24)=国際スポーツ振興協会=が単独トップに立った。 11番で3パットボギーをたたいた後の、グリーン手前に池がある12番パー3だった。ティーショットを打つ前、鈴木はキャディーに「うわーっ来た。3パットした後のここはきついよね」と話していた。そして迎えた第1打。打った瞬間は「右に行ったのでヤバイ、ヤバイ、行くなと思った」そうだが、何とか池越え。ほっと胸をなでおろした。 実は昨年、この12番で鈴木が悪夢に見舞われた。初日だった。第1打をグリーン手前のラテラル・ウオーターハザードに入れ、第2打の時にボール近くの木の葉を拾い上げた。この行為は2罰打だが、鈴木は1罰打を加算してスコアを提出。2日目のホールアウト後に過少申告で失格となってしまい、V争いから姿を消してしまったのだ。 この日の12番はグリーン右カラーから、パターで5メートルを沈めてバーディー奪取。「今年は失格しないように、それだけを気を付けながらですね。不安な時は競技委員や同伴競技者、いろんな人に聞いてます。きょうは、そういう機会はなかったです」と苦笑いした。 2週前のサロンパスカップで、元コーチからワンポイントアドバイスを受けてショットが良くなったという。「パットがいいので(この日の)スコアにつながっている」とも。良いリズムでラウンドできているようで、「コースは好きな方。印象がいいので、オーバーパーをたたくイメージがない」と言い切る。残り2日間。「ティーショットがうまくいけば、チャンスはあると思います」。昨年流した悔し涙を今年はうれし涙に変える。(櫛谷和夫) PR情報
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