ディズニーが新しく積み木を売り出してます。
東京都現代美術館で開催中のピクサー展でも売られていた、KIDEAという商品ですね。
ご存じない方はこちらをどうぞ。
KIDEA=ディズニーツムツムの積み木バージョン
子どもだけじゃなくて大人にも売れる積み木
これ、どう見てもディズニーツムツムの積み木版ですね笑
悔しいけど、可愛い・・・。
正式な説明はこんな感じ。
ディズニーキャラクターの世界観を、世代を超えて楽しめる木製玩具シリーズ。
ディズニーの良質なストーリーと多彩なキャラクターの世界観で、並べたり積み重ねたりする「積み木遊び」や、想像力を膨らませる「ごっこ遊び」など、成長にあわせた遊び方の変化を促します。さらに大人にとってもコレクションやインテリアとして「飾って楽しむ」ことができるのも魅力。
”KIDEA”とは、KI(木)、IDEA(発想・考える)、KID(子ども)を合わせた造語で、子どもの発想や考える力を育むことを意味しています。
親子のコミュニケーションと絆をより深めるきっかけになることを願っています。
今、改めて読んで思ったけど、大人にも売る気満々じゃん笑
百貨店でも扱われるブランド力
ちなみに我が家がこのKIDEAの存在を最初に検知したのは三越伊勢丹。
本発売を控えての先行販売イベントがあったんだとか。
凄くないですか?
ディズニーの積み木が三越伊勢丹ですよ!?
妻曰く、「子どもたちがずっとディズニーの積み木エリアから動こうとしなかった」そうで、圧倒的な中毒性があったんだって。
というわけで、はい、ばっちり購入にいたっております・・くぅぅ。。
やりおるな、ディズにぃめ・・・
KIDEAは超高級玩具です・・・
さて、このKIDEAという商品ですが、すごい値段するんですよ笑
例えば・・・(まだAmazonにはそんなに商品ないみたい)
↑これで8,800円也。
さすが、ディズニー。そのブランド力がなせる業・・・。
積み木がどんどんレゴ化している
でこれ見て思ったことは、積み木がどんどんレゴ化してるなーってこと。
どういうことかっていうと。
積み木=「無駄に大きい」⇒「手のひらサイズ」へ
まず、積み木が小さくなってるんですよ!
そもそもですけど、積み木って無駄に大きいイメージがありません?
確か、東京おもちゃ美術館の積み木もめちゃくちゃデカかった気がするし、
ぼく自身も、児童館とか子どもの遊び場にある積み木ってやたらめったら大きかった記憶があります。
で、冷静に「どうして積み木は大きいんだろ?」って考えたんですよ。
多分、小さい子の誤飲を防ぐってのと、積み木自体の販売単価を上げたい、ってのが理由じゃないかなあ。
でも、ほら、KIDEAは違う。
手のひらサイズの積み木なんですよ。
#KIDEA公式ページから引用
ね、なんか、レゴみたいに手で遊べる感じするでしょ?
レゴデュプロのようなイメージだよね。
積み木=「重たい」⇒「軽い」へ
続いて2つ目。
積み木がめちゃ軽いんです!
積み木って無駄に大きいゆえに重たいイメージありませんか?
「石かっ!」っていうやつ、ありますよね。
最近はコルクのも出てて軽いんですけど、重たい積み木もまだまだ存在しています。
確か、東京おもちゃ美術館も(ry
で、冷静に「どうして積み木は重たいんだろ?」って考えたんですよ。
多分、単純に大きいから重たいっていう話と、あとは、子どもの握力を鍛えたいんでしょうね。
でも、ほら、KIDEAは違う。
手のひらサイズゆえに軽いんですよ。
#KIDEA公式ページから引用
ね、なんか、レゴみたいにサクサク遊べる感じするでしょ?
レゴデュ(ry
積み木=「無機質」⇒「かわいい」へ
続いて3つ目。
言わずもがな、積み木がめちゃくちゃ可愛いんです!
積み木って、無機質なイメージありませんか。
だってね、ほとんど柄がないんですもん。
ほかに可愛いポイントがあるとすると形だろうけど、丸と四角くらいしかなくて別に可愛さは感じないですよね。
確か、東京おもち(ry
で、冷静に「どうして積み木は無機質なんだろ?」って考えたんですよ。
多分、変にキャラクターの柄を子どもにインプットしたくないんでしょうね。
でも、ほら、KIDEAは違う。
ディズニーさん、本気出し過ぎなくらい笑
#KIDEA公式ページから引用
↑の写真はHOUSEっていう、2016年発売予定の商品らしいのだけど、
レゴがくっつけたり組み立てたりして遊ぶんだとしたら、積み木はまさに積み重ねていくだけ。
ね、なんか、もう、レゴそのものでしょ?
レゴデュ(ry
でも、積み重ねるだけってことはすぐに壊れるな笑
(って考えると、つくづくレゴはすごいな・・・)
他のキャラクターたちも積み木界に大挙するぞ?!
そう考えていくと、KIDEAというディズニーの商品が積み木マーケットに一波乱起こしそうだと感じるですよ。
今までの、「大きい」・「重たい」・「無機質」という積み木の3大マイナス要素を全部ひっくり返しにいってますもんね。
レゴは、どれだけ独自性ある商品を創り出しても、レゴそのものに勝てる感じはしないけど、積み木は、キャラクターだけでビジネスを創り出せる余地がありそう。
きっと、バンダイさんなんかが、版権持ってる会社に「ディズニーツムツムのような積み木売り出しましょー!」って営業かけてるはずですぜ。
実際に攻め込んできそうなのはこのあたり。
- 任天堂のマリオシリーズ
- キティちゃんはじめサンリオ系
- USJとか
たかが積み木。されど積み木。
お土産需要とプレゼント需要を丸呑みできそう。
担当者はワクワクしてるだろうなあ笑
まとめ:積み木のレゴ化はイノベーションだと思う
というわけでまとめますと、積み木のレゴ化はいいですね。
KIDEAがセールスポイントに謳う通り、大人にとっては飾って楽しんで、プレゼントにできて。
子どもにとっては、手に取り易くて、可愛いアイテムで積んで遊べる。
どんどんこの方向に進むと思います。
積み木市場が間違いなく活性化しますよ。
イノベーションですよ、これは!
ほんだらのー!