熊本 水前寺成趣園で住民が池の砂利を除去

熊本 水前寺成趣園で住民が池の砂利を除去
一連の熊本地震で、地下から湧き出ていた池の水が減った熊本市の日本庭園「水前寺成趣園」で、水が湧き出てきやすいようにと、住民などおよそ300人が参加して、池の底にある砂利を取り除く作業が行われました。
国の名勝や史跡に指定され、年間30万人以上が訪れる熊本市中央区の日本庭園「水前寺成趣園」は地下から出る湧き水で満たされていた池が先月14日の最初の地震のあと、ほぼ干上がり、今も地震前の10分の1程度の水量しかないということです。
21日は少しでも池の水が湧き出てきやすいようにしようと、地元の住民や高校生のボランティアなどおよそ300人が、池の底にある砂利を取り除く作業を行いました。参加者は地震で犠牲になった人たちに黙とうをささげ、園内にある神社の神職からおはらいを受けたあと、池の中に入って底にある砂利をシャベルですくい上げていました。
作業に参加した近くに住む60代の女性は「50年近く見てきてこんなに水がないのは初めてです。早く池に水が増えて熊本の自慢の公園に戻ってもらえたらと思います」と話していました。