2016年5月21日12時20分
大阪府警は21日、ガールズバーを経営する牧大輔容疑者(30)=大阪市天王寺区国分町=と同店で働く少年(18)を労働基準法違反(最低年齢)の疑いで逮捕したと発表した。府警は20日夜、大阪市内の7店舗を捜索し、接客などをしていた中学生や高校生ら23人を保護したとしている。牧容疑者は調べに「店で誰が働いていたかは知らない」と供述。少年は責任者ではないとし、いずれも容疑を否認しているという。
少年課によると、牧容疑者らは昨年11月中旬、大阪・京橋(同市都島区)のガールズバー「Stylish(スタイリッシュ) Bar(バー) Raffine(ラフィーネ)」で、少女2人(当時中学1年)が中学生と知りながらアルコールを提供させるなどした疑いがある。少女は「知り合いから紹介してもらった」と説明しているという。
昨春、府警に「京橋で中学生が働くバーがある」との情報が寄せられ、牧容疑者が都島区内で複数の店を営んでいることが判明。府警が20日に捜索した際、7店舗で接客していた計32人のうち23人が18歳未満で、その中に11人の中学生がいることを確認した。少女らは複数の店舗を掛け持ちして働いていたという。
トップニュース
新着ニュース
注目の動画
おすすめ
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部
PR比べてお得!