そんなときは「うそ中」を食べれば良いと思うよ!
長命うどん
うどん、そば、ラーメン等々、腹ペコ日本人は麺類が大好きだ。
どれもこれも美味しい。
「いっそのこと一緒に食べてしまいたい…」
全国1億2千万人の腹ペコリンリンなら一度はこんなふうに考えたことがあるはずだ。
しかし、やはりうどんはうどん、そばはそば、ラーメンはラーメンという料理であって、麺類同士が夢のコラボレーションをするのは難しい。
「それでもうどんとそばとラーメンをまとめて食べたい!」
美味しいものと美味しいものを合わせたら美味しいのだ。
そんな料理を求めてしまうのは人である限り仕方のないこと。
そんな腹ペコの要望に答えてくれる店が名古屋にある!
うどんとそばと中華そばをまとめて一つのどんぶりで味わえるのだ!
それがこちら。
長命うどん
大正二年創業の老舗うどん屋である。
うそ中
メニューを見てみるとうどん以外にも和風中華(中華そば)やそば等いろいろある。
トッピングが天ぷらであるあたりが如何にもうどん屋っぽい。
このメニューにはうどんとそばとラーメンの組み合わせなど載っていないのだが…、
麺が三杯分盛られる特盛でうどん、そば、中華そばの3つの麺を一杯分ずつ入れてもらうことができるのだ。
つまり一人前のうどん、そば、中華そばをいっぱいに凝縮させるのだ!
その結果、誕生するのがうそ中である!
うどんとそばと中華そばをまとめてこの一つのどんぶりで食べられる!
中華そば!
そばに!
うどん!
全世界71億2千5百万人の腹ペコたちが一度は食べたいと思ったことのあるだろう夢の一杯がこのうそ中なのだ!
こんなふうに三種の麺を一度ですすってやろう!
味はと言うと…万能型の濃い醤油ベースだしがすべての麺に合って美味しいぞ!
個人的な話、うどん出汁は関西風の昆布だしの方が好きだけど、うどん以外のそばと中華麺に合わせるなら昆布だしでは味が弱い。
長命うどんの出汁はうどん以外のそばと中華麺にも合うような醤油の味が強い出汁になっているのだ。
老舗のうどん屋ということで、やはりうどんが一番美味しい。
稲庭うどんに似たうどん。
柔らかいながらもモチモチとした食感があり、非常にのどごしがいい!
「さすが老舗」と納得するうどんなのだ!
ちなみに「うそ中」というネーミングは「うどん、そば、中華そば」の頭文字から来ている。
注文を聞かれたときに「うそ中で」と伝えるとすんなり注文できるぞ!
うそ中頼んだら最初そ中で出てきてびっくらこいたけど、話したら後でうどん一玉持ってきてくれた
— 団子@ゆとりごと (@S_dango) 2016年5月21日
二枚目がうそ中だ! pic.twitter.com/AyRhz4xTEw
ビジュアルがあまりよろしくないのは私がうどんを探したためである。
その後の非常に素早い対応には感動してしまった。
小う中
ところで「うそ中」以外にも「そ中」や「うそ」、そして「う中」という組み合わせがある。
長命うどんで一番人気の組み合わせはうどんと中華そばを組み合わせた「う中」。
いろいろな組み合わせが楽しめる長命うどんではあるが、味で選ぶなら確かにう中が一番美味しい。
「う中」を小で頼む人が多く、店内では頻繁に「小う中で」と注文する声が聞こえてくる。
ん?
小う中…?
しょううちゅう…。
小宇宙…。
コスモ!!!!
君はコスモを食べたことがあるか!?
長命うどんについて
長命うどん本店は市営地下鉄桜通線 中村区役所駅から徒歩15分くらい。
ちょっと遠いかも。
でも私は名古屋駅から30分くらい歩いたよ!
15分くらいで甘えちゃダメだよ!
でも本店以外にも、愛知県内に系列店がいくつもあるよ!
系列店の方がアクセスがいいし、問題なくうそ中もう中も食べられる!
うそ中や美味しいうどんを食べに、名古屋へ行こう!
おしまい。