わたしたち日本人が使えている表情筋は全体の約20%といわれています
(アメリカ人は全体の約60%も表情筋を使えているといわれています)
(日本人が表情筋を20%程度しか使えていない理由は、日本語という言葉だけで細やかな感情表現ができるため、感情を体を使って表現する必要があまりないからではないかと推測されています)
表情筋はその名の通り、顔の喜怒哀楽を表す際に使われる筋肉です。具体的には、目や口、鼻などを動かす約60種類の筋肉を指します。その他の筋肉とは異なり、筋肉の端が皮膚につながっていて皮膚を直接動かします。そのため、この筋肉が衰えるとたるみやシワの原因の一つとなります。
たるみやシワの原因となる表情筋を日本人はたった20%くらいしか使えていないんです。(あまり使わない筋力は老化の進行も早くなります)
今回は日本人が20%くらいしか使えていない表情筋を鍛える方法を紹介したいと思います。
表情筋のストレッチ
(やり方)
1、目を閉じ、口先を尖らせる。
そして鼻先に顔のパーツすべてを寄せる。
その状態を5秒キープする。
寄せたパーツを離すようにして5秒キープする。
2、目を閉じる。眉と目を眉間に寄せて、5秒キープする。
眉と閉じたままの目を上に寄せて5秒キープする。
目を開け、口を大きく開け、ゆっくりと「あ・い・う・え・お」を口で形作る。
3、頬を上げながら口を横に大きく開けて、5秒キープする。
4、口を縦に大きく開けて、5秒キープする。
5、口を思い切り膨らませて、5秒キープする。
6、口をすぼめて、5秒キープする。
7、微笑むように口を横に広げて、5秒キープする。
8、あごを横にずらして5秒キープする。
反対のあごも同様に5秒キープする。
以上の流れを三回繰り返してください。
表情筋を伸ばすトレーニング
(やり方)
1、目、眉毛、口を縦に伸ばし、10秒キープする。
2、顔のパーツを中心に寄せ、10秒キープする。
3、口と頬を横に伸ばし、10秒キープする。
4、再び顔のパーツを中心に寄せ、10秒キープする。
表情を豊かにする!顔筋トレーニング
(やり方)
1、口角を上げて笑顔を作る。
2、片方の口角を元に戻しながら、逆の口角をさらに上にあげ、3秒キープ。
そのままの状態で口角をあげているほうの目を閉じるを5秒キープ。
ゆっくりと目を開けながら口角を元に戻す。
反対側も同様に行う。
以上の流れを6回繰り返す。
フェイスライン二重あごをすっきりさせるトレーニング
(やり方)
1、背筋を伸ばし、首が傾かないようにゆっくりと天井を仰ぐ。
そして口を大きく開け、口角に力を入れて、5秒キープする。
上を向いたままで口を閉じ、ゆっくりと自然な状態に戻す。
顔のたるみを改善するエクササイズ
(やり方)
1、目を時計回りに大きく3回まわす。
反時計回りも同様に3回まわす。
2、大きく口を開けて、「あ」の形を作る。そのままの状態で口を横に動かして、片方の頬を上にあげる。それを2秒キープする。
反対側も同様に行う。
左右交互に5回行う。
3、口を閉じた笑顔を作り、ゆっくりと口角を上げ、元に戻す。
それを5回繰り返す。
4、顔をゆっくりと上にあげ、舌を出す。出した舌を左右に(5往復)大きく動かす。
顔の歪みを解消するストレッチ
(やり方)
両手のヒラでこめかみを包み込む。
そのままの状態で、口を上下に30回閉じたり開いたりする。
次に、下あごを30回動かす。