トップ > 中日スポーツ > 格闘技 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【格闘技】

突然の引退表明 高野人母美「金平会長と話したい」

2016年5月20日 紙面から

水着姿でガッツポーズをする(左から)高野人母美、黒木優子、坂口佳穂=東京・青山迎賓館で(園田高夫撮影)

写真

 ボクシングの東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者で、モデルの高野人母美(ともみ、28)=協栄=が19日、東京都内で開かれたイベントに、WBC女子世界ミニフライ級王者・黒木優子、ビーチバレー女子の坂口佳穂らと参加。前日、6月6日に後楽園ホールで行うノンタイトル6回戦での引退を表明した高野は、来週中に所属ジムの金平桂一郎会長と話し合う考えを明かした。

 高野は前日とは違う困惑した表情も見せた。試合に向けての質問には「きっちり、いい結果を出したい。来週には(帰国する)会長にお会いして、お話をしたい。会長にはご迷惑をおかけしたので…」と語った。

 現在海外出張中の金平会長は、午前中に「高野人母美、引退を示唆 6月6日もやらなくていいです!」「彼女は、まだまだ修行半ばの選手です。誰かに、指図されて嫌だけどリングに上がるというのなら、6月6日もやめておくべきだと判断しました」などと怒りの言葉を連ね、試合を中止する意向を示した。午後には新たにツイッター上で「高野人母美と昨夜話したのは事実ですが、5分位で切れてしまいよく分かりませんでした」とつぶやいた。 (三上元泰)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ