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【プロ野球】

菅野、ビシっと抑える きょうからドラゴンズ戦

2016年5月20日 紙面から

 『ビシ封じ』のお手本見せます−。巨人は19日、先発投手陣がジャイアンツ球場で調整した。20日からは敵地での中日3連戦。初戦に先発する菅野智之投手(26)はビシエド対策を聞かれ、「内角にしっかり投げます」と真っ向勝負で抑え込む決意を示した。

 中日には6日からの東京ドーム3連戦で、26失点と投手陣が崩壊して3連敗。チームとしては雪辱の舞台になる。ただ、20日が今季初対決の菅野は「相手によって投球を変えることはない」とキッパリ。エースにとっては、敵の懐を突くことこそが「自分の投球」。その延長線上にビシ対策がある。

 今季8戦すべてクオリティースタート(6イニング自責点3以下)ながら、4勝止まりなのは打線の援護が少ないからだ。くわえて現在、25イニング適時打なし。そんな状況で初戦の菅野が押さえ付ければ、続く投手も楽になる。21日に先発予定の今村は前回、ビシエドに1イニング2発を浴びるなど8失点と炎上した。「外角ばかりで長打になった。そこが反省点」と対策は菅野とも一致している。

 東京の借りは名古屋で返す。ジャイアンツ球場で2軍を視察した高橋監督は「チームとしても連敗している」と計1得点で連敗した東北遠征を振り返る一方、竜から受けた屈辱も忘れていない。「両方を踏まえて、ですね」。竜を倒せば、連敗も止まる。一挙両得を狙って敵地に乗り込む。 (園田佳子)

 

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